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スパルタカス評論(9)
奴隷の立場の不条理さは面白かった。壮大な話だし、奴隷制を絡めて一人の男の波乱の人生と社会構造を描く物語は良かった。
だが悪い部分が非常に多い。まず映像について。いかにも作り物の建物や、撮影所の室内に作られた美術を使って大きな風景の絵を背景にしての外の場面の撮影は、すぐに偽物とわかるし古さを感じてしまって映像には満足できない。反乱から派遣された敵の歩兵部隊との戦闘は、戦いそのものの場面がかなり省略されていて殆ど戦闘の映像はなく、歴史物としては全く迫力に欠ける。結末近くには相当に金をかけたであろう大量動員した大規模な場面もあるのに、その動きを遠方から映すだけで戦闘場面が殆ど無いのにはがっかりする。これでもアカデミー撮影賞を受賞しているが、とても褒められたものではない。
物語の展開についても良くない。奴隷を解放してかなりの人数を集めておきながら、どうやって彼らを食わせていったのかとかどうやってまとめていったのか、そんな描写がないのにも満足できない。ローマ側の描写にいたっては、殆どが宮廷と屋敷内での話し合いだけで全てが説明的に描写されるだけ。そしてローマ中に反乱が起きたとかたくさん戦死したとか語られるだけで、実際のそのような場面は映し出されない。
結局、3時間超えの大作でありながら、どんな場面が必要なのかがわかっていないし時間の使い方がまるでなってない。削るべき場面はいくらでもあり、必要なはずの場面もいくらでもある。その結果として、中弛みのする深みの無い作品になってしまった。これでは物語の良さを生かすことが出来ていない。キューブリック監督でもこの程度のものかとがっかり。
あんなに頑張ってたスパルタカスは自由になれず、奴隷を売りさばいてた貴族が自由になる
スパルタカスはこんなに良い奴なのにはりつけにされて、それが悔しかった
映画なんだからスパルタカス大勝利で終わればいいのに、と思ったけどそれじゃつまらないのかもですね
戦いに敗れ、スパルタカスたちが捕虜になるシーン。みんながI'm Spartacus! と立ち上がるシーンが大好きだ
ブルブル来た。だからこそ悔しかった
第三次奴隷戦争の話
奴隷の剣闘士が反乱を起こしてローマ軍と戦うとかいう話で、これ観るとローマの歴史が分かるかな?と思って観てみました。
とにかく長くて、この内容だったらもっと尺を短くしても良かったんじゃないか?とも思ったし、なんだかキューブリックらしくない、奇妙な描写が一個もない所が残念でした。
ほんと長過ぎて、晩ご飯の事考えてみたり。。。
そんなこっくりこっくりしてた半眠状態の時にみた、ラストシーンがもの凄く気持ち悪くてはっとした。
磔にになって死を待つスパルタカスとクラッススに捕まったが、老人(役所なんて言うの??)に逃亡を手伝ってもらい逃げるのに成功したヴァリニア。そして最後、朦朧としたスパルタカスに「この子あなたのように育ててみせるわ」何て事を言って去って行く。
死を待つだけの旦那を置いて馬車に乗り去って行く。(しょうがないんだけど)
このシーンがとても不気味で、でも最高に良い。
バッドエンドとハッピーエンドが同時に起こるという目から鱗が落ちるようなエンディングでした。
このエンディングを観る為にもう一度見てみましたが、やっぱり長過ぎて辛かった、、、
剣闘士の訓練を受けた奴隷・スパルタカス等の自由を求めた反乱は、軍隊を組織するまでに広がっていきローマ帝国軍と激突。スタンリー・キューブリック監督、1960年の作品です。
カーク・ダグラス演じるスパルタカスの統率力と、奴隷だったことを忘れない謙虚さはとても魅力的でした。
表現も言葉も禁じられていた奴隷たちが自分の意志で集まり、自分の想いを語り、自分の意志で働く、心に沁みました。そんなシーンにも老若男女のスゴい数のエキストラ、遠く霞んで見える無数の焚き火の列が圧巻です。
因縁の敵将クラサスを演じるのはローレンス・オリビエ、武官のくせに高慢でねちっこく、ハマり役でした。
録画したものの3時間を超えるし、手が出なかったんですが、最近楽しんだ「テルマエ・ロマエ」のローマ繋がりの勢いで鑑賞。バトルとテルマエ(ローマ式風呂)は肉体派の見せ場、でした。