グッドモーニング・バビロン!
プロット
イタリア・フランス・アメリカ合作
10月09日 1987 上映
バビロンA.D.
プロット
アメリカ・フランス合作
05月09日 2009 上映
バビロン(1980)
プロット
イギリス・イタリア合作
10月07日 2022 上映
週刊バビロン
プロット
日本
01月22日 2000 上映
ルパン三世 バビロンの黄金伝説
プロット
日本
07月13日 1985 上映
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バビロン評論(11)
朝までパーティーよ!の意味がやっと…なくらいエネルギッシュな3時間に。つまらないではなくて、その刺激的で生きるパワーが身体全身、神経にまで伝わってきて。映画館の大スクリーンと音響で楽しむ高揚感は凄まじくて。応援上映をしたら更に朝までパーティーな気分になれると。
昔はこういう手法で、ハリウッドの規模感。洋画のいろはを感じとれる作品にも。言葉だけではなくてその一つ一つの所作、音楽が繊細に。背景も鮮やかで。そのコントラストが淡い心情を映し出していることも。映画ファンには響き渡るくらいに。邦画一途でも。笑えるシーンも多数です。
いつの時代もテイクに注ぐ情熱は持ち続けて。時にクスッと、度が過ぎることも。個人的にはそのままテイクを重ねてほしいほどそれぞれのキャラクター性が際立って面白くて。その後のハリウッド式な部分も観る側のテンションを爆増させて。
コンプラ、コンプラと言っていたらアウトが連発なくらいギリギリ、一線を越えていて。それが最高のスパイスに。これぞ映画、これぞエンターテインメントを今の時代に蘇らせたことにも感動しっぱなしで。
ハリウッドでは俳優の地位が低かったが、映画産業の栄枯盛衰、俳優・女優の栄枯盛衰の様子を描いた作品。
毎晩のようにやっているパーティではドラッグ・酒におぼれるなんて当たり前の世界。
大物俳優は泥酔状態で撮影し、一晩で有名女優になったものの派手な生活とわがままによる転落ぶりなどを垣間見ることができる。
全体的に下品な作りになっているので、それが気に入らない人もいるかもしれない。
不快なシーンが他のシーンをより美しく引き立てたり、このようなシーンを含んだ映画を製作・上映できない現状を批判したいのかもしれないが、、、
尚、映画の歴史や過去の名作をまったく知らないとこの映画を存分に楽しめないと思います
アカデミー賞にノミネートされているのは、そういった知識のある映画関係者が好む作品に仕上げているからで、すべての方が楽しめる作品ではないです
正直、タイトルが表示されるまでの冒頭の20分ぐらいはこれが3時間続くなら帰ろうかなと思っていました
完全にアレじゃんと思ってしまうところもあるわけですが、完璧な演出という完成度でもって有無を言わせない出来映えとなっていた印象です。
マーゴット・ロビーとブラッド・ピットのパフォーマンスは圧巻です。質の高い作品の中で、見事に輝いていました。2人を見ているだけでも楽しい作品ではないでしょうか。
どんなに寄せ集め感が強かろうが、ここまでお金をかけてじっくりと思い通りに作品を仕上げられるのであれば、見てよかったと思えるものです。
濃密だし、決して無駄などないとは思いましたが、さすがに長く感じてしまう作品かもしれません。
映画サイコーといいなさい、そんな映画。
映画の世界で成功することへの青臭い情熱、時代に翻弄され人気になった次の瞬間挫折していく苦しみ、それでも捨てられない狂おしいほどの映画への思い。成功は眼を焼くほどの閃光のような輝きをもって描かれるが、そのためにそれが失われたときの絶望、闇の深さ、虚無感はすさまじい。
そんな諸行無常の世界に対比して語られる、映画作品の永遠性。ラストは映画が今後も永遠普遍に文化の王道として未来に続いていくことを思わせる。このごろ映画館上映作品じゃなくて、はじめからサブスク配信用として作られてる作品が増えてることへの反論なんだろうか。
若者の映画の世界への挫折を描いているこの映画自体がまぎれもない大作映画で、監督自身も大物監督だっていうことが不思議。
たぶん、今の監督の気持ちではなく、かつて映画の世界に憧れていたころの自分の情熱を純粋抽出してドロドロに煮詰めてエッセンスにしたんじゃないか。
ララランドみたいだなーと思って、似たような結末になることを予測してたので、終盤の展開には驚かされた。