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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 永遠と自動手記人形評論(20)
テレビアニメ視聴済み。
テレビ放は各話独立した話だったが、映画もその延長上…というかテレビで二回に分けて上映すればいいんでないかなーぐらいの印象。
テレビと同じ程度の「良い話」で、話のレベルも絵のレベルもそう変わらない。良いんだけどね。単なる良い話だなーで終わってしまったのが残念。
それはそれとして、事件はとても悲しいこと。いつまででも待つので、またテレビで、映画館で、作品が観られる日を祈っている。
出演者の演技力もシナリオの秀逸さも
画力の高さも最高でした
次作も楽しみです
先ず前提として、完成することすら簡単ではなかった筈の作品に、拍手と感謝を贈りたい。
内容は、このシリーズとしては普通。
極論として、この劇場版が飛びぬけて特別素晴らしいという訳ではなく、シリーズ範疇であることは間違いない。
アニメ作品として、そしてシリーズの延長として、申し分ないクオリティである。
ただ、「外伝」と銘打ってあるだけに、1つのアニメ映画作品として見た場合、世界観や設定などの土台となる背景が、非常に分かり辛いというか全く説明していない点は、大きくマイナスだと言える。
勿論、外伝なのだから、元の作品を知らずして見るなど論外なのだが、外伝作品ゆえに、いち映画としての評価は、どうしても下がる。
仮に、ヴァイオレットが全く出演しなかったなら、彼女がどんな存在なのか気にする必要は無い。
これがOADやTVSPであったなら、内容面での上記不備は、無問題になる。しかして劇場版。
例え、一見さんお断りなアニメ映画だとしても、それでもマイナスはマイナスとして評価するのがフェアだと信じたい。
笑える要素はほぼ無いけれど、この作品を好きな人には満足間違いなしな作品だと思います。