あとがき
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日本
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日本
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日本
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リプリー評論(19)
リプリーという人物をマットデイモンが演じていて、ミステリアスでちょっと怖い感じがしてとてもよかった‼️
この映画を観た当時は
マット・デーモン、カッコ悪すぎるよ。
と、ちょっと腹がたった。
原作の大ファンなので、リプリーには魅力的であって欲しかった。
リプリーは、息を吐くように嘘をつく犯罪者で本当は許しちゃいけない存在なんだが、
モラルの境目が少し変な原作者のハイスミスは、そんなリプリーを魅力的に描いた。
それなのに映画では寂しくて可哀想な人っていう印象になってたもんなあ。リプリーは同情ではなく憧憬の対象なのになあ。
ヒッチコック(見知らぬ乗客)やルネ・クレマン(太陽がいっぱい)は、ハイスミスの小説を映画化しつつもアイディアだけ使用してアンモラルな本質は絶妙に避けていた。本作は避けずに作ろうとしたのかもしれないが…。
肝心の主役がなあ、ジミーちゃんって…。と、ちょっと悲しくなった映画であった。
(他の作品でマット・デーモンがジミー大西に似ていると思ったことは一度も無いので時期が悪かったのかもしれないなあとも思う。)
主人公のトム・リプリーの作り方も違うし。
嘘を重ねてどんどん犯罪に手を染めて堕ちていく
主人公。これはこれで面白かった。
金持ちの放蕩息子にジュード・ロウは
はまりそう役。マット・デイモンも鬱々とした
ホモセクシャルの青年をよく演じていた。