パピヨン(1973)劇情

無実の罪で13年間の刑務所生活を強いられたアンリ・シャリエールの実話に基づく小説を、スティーブ・マックィーン、ダスティン・ホフマンの2大スターで映画化。監督は「猿の惑星」「パットン大戦車軍団」のフランクリン・J・シャフナー。胸に蝶の刺青があることからパピヨンと呼ばれる男。身に覚えのない殺人罪で終身刑を言い渡された彼は、自由を求めて脱獄を繰り返した末、親友のドガと共に脱獄不可能とされる孤島に送られる。

パピヨン(1973)演員

パピヨン(1973)劇照

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パピヨン(1973)評論(20)

gafhgqa
gafhgqa
脱獄不可能な牢からの脱獄映画と聞く。
かってに、逃げようとする囚人と、逃がすまいとする監視との攻防が描かれているのかと思った…違った。

確かに、脱獄不可能な設定。
でも、よく考えると穴もある。あれ?パピヨンたちを連れてきた船は行き来ができるの?
唐突に現れる援助者、あれ?誰?なぜ?

双方の知力合戦というわけではない。
けれども、この作品の魅力は別のところにある。

裏切り、信頼。
執念、諦観、適応。
そして、人生を生きるとはと考えさせられてしまう。

いかつい設定のわりに、ギャグか?というようなほんわかとした場面ーワニや蝶の捕獲。
昔、ジャングル大帝等で憧れたジャングルをほうふつとするシーン。
緊迫した場面なのに、どこか広々とした探検しているみたいなわくわく感。
囚人服も、おしゃれでポップ。おじさんたちが着て、重労働しているというギャップのセンスが何とも言えない。
そんな場面が、暑苦しいほど生のエネルギーがほとばしるパピヨンと、どこかのほほんとしているルイの、本来相容れぬ要素なはずなのに、微妙な間と雰囲気を作り出し、目が離せなくなる。そこに後半は、むき出しの刃物みたいな雰囲気をちらつかせながら、人のよう男が加わり、さらに一筋縄ではいかない展開が待っていて…。
映画の中盤には、これでもかというほどの悲惨な牢獄場面が出てくるかと思えば、
話がどこに行くのかと心配してしまうようなパラダイス?というような生活も見せ、そこで落ち着くかと思えば、さらなる展開があり…。
盛りだくさん…。
その間に挟み込まれる夢?幻覚?砂漠の裁判。三途の川のようなシーン。その衣装・メイクのセンス等に脱帽。
見直すたびに、いろいろな場面に唸ってしまう。

そして、誰もが絶賛する主演お二人の演技。
独房に入れられたパピヨンの細かい変化。独房の壁が取り払われ、ドアが開いた時のシーン。『ショーシャンクの空に』の独房から出されるシーンはこのシーンのオマージュか?
ドガが「初めて守ってもらった」と言う場面や、「(ばらされても)仕方ない。食事が半分では死んでしまう(思い出し引用)」と言う場面の表情。それだけで、それまでドガがどんな人生を歩んできたかが見て取れる。そんな場面があるからこそ、ラストの場面が身に染みる。

これだけ詰め込むと、話が散漫になりそうなものなのに、見せ切ってしまう映画。
主筋だけならもっと短くできるだろうが、何度も見ていると他のシーンも味わいたくなる。
微妙なバランスで成り立っている不思議な映画。

PS.かなり刺激的な場面もあるのでご注意を。
szcvzl
szcvzl
マックィーンとホフマン。監督はフランクリン・J・シャフナーとくれば硬派な作品だと想像がつくが、その通りであった。

ザラザラとした画面にムンムンと漂う男臭さ。そして反骨精神の塊のような主人公。こういう映画は70年代はいっぱいあったが、今ではとんと見あたらない。
前半独房シーン描写の念の入り方が凄くボロボロになっていく主人公が別人の様。だが目だけはギランギランと輝いているのだ。スティーブ・マックィーンの魅力とはまさにこれ。ホフマンは相変わらず小技を効かせつつ相方を立ててたかな。

敢えて難点を言うと、後半どこに向かうの?(映画的に)という展開があり、妙な余韻を残す。このシーンをタイトにしたら普通の尺になる気もしないでもない。そこがアクセントでもあるけどね。

ガツンと主張のある男の脱獄映画でした。
toxdbv
toxdbv
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その事実を知ってホッと一安心。

最後だと思った脱獄に成功したと安心して観ていたら白髪まみれのお爺ちゃんに若干のツメの甘さが玉に瑕!?

あぁ...コノ島で最期を迎えるのか....いやいや何度でも懲りないチャレンジ精神でそんなパピの姿に諦めない行動に唖然としてしまう。

あんなに穏やかで綺麗な海と無声映画になるあのシーンの長さも気が付けば気にならず!?

本作が実話って驚愕!?
nbenvzw
nbenvzw
この映画はなんなんだ。何が言いたいんだ。。。わからん。しかしなんだこの衝撃は。

ただただ、我慢、我慢、我慢!!!耐え抜け!誘惑には絶対に負けちゃいけないんだ。疲れても、疲れても、疲れても走り続けろ。死ぬまで走り続けろ。救いなどない。もがき続けろ!!
そう。自分に勝て!
その先に、自由の地が待っているかもしれないのだ。しかしその自由の地はひと時の幻想でしかない。満たされることなど決してない。なぜなら、私達は人間だから。

なんか、あしたのジョーみたいな映画でした。

この映画の怖いところは、人間が生きる意味などなく、他の動物と同じようにただただもがき苦しみ死ぬだけだ、という、人間が最も認めたくない自然の道理を、極めてドライに突きつけているところだ。どんなに壁を越えようとも、同じことの繰り返し。結局満たされることなどない。人間に欲望がある限り。世の中世知辛い。人間なんて小さな存在で、無力だ。

でも、その事実を認めることができれば、強くなれる。何故なら、たとえ困難や苦しみを受けたとしても、それは普通なんだと思えるからだ。

苦しくても逃げるな。たとえその先に希望が無くても自ら立ち向かえ。
人間だけがそれができる。他の動物にはできない。神が人間に与えた唯一の宝物なんだ。

なんかようわからんが、衝撃を受けたよ。。。
wsgaen
wsgaen
ー内容は人口に膾炙しているので、久しぶりに鑑賞した感想を簡潔に記す。ー

1.パピヨン(スティーブ・マックイーン)の脱獄への執念のもの凄さ。
・詳細には語られないが、無実の罪で、フランス領ギアナのサンローラン刑務所に収監されたパピヨン。
・彼が、最初は”金を持っているから”という理由で、偽国債作りのプロ、ルイ・ドガ(ダスティン・ホフマン)に”身を守るから“と近付くシーンから、何十年後には、深い絆で結ばれていく数奇な関係性。

2.独房に入れられた過酷過ぎるパピヨンの2年間の境遇。
・食事はそれまでの半分。しかも、虫が入っていたりする。
・光を閉ざされる。-これが、一番キツソウである。-
・隣の房の男が”俺はまだ、大丈夫そうか”と言い、翌日には房から顔を出さない。
・光が入らないため、白い顔で”虫”を捕まえ、食べる姿。
・それでも、彼に密かに”椰子の実”を入れてくれた者の名前を言わない。

3.独房での生活を終えたパピヨンが脱出を企て、成功しかけるシーン
・”音楽界の夜”看守たちを計画通り欺き、人間梯子で高い壁を越え、約束の場所に到着し、ルイのお金を舟を用意したものに渡すが、船は壊れている。
・それでも、顔に入れ墨の入った男の助けを受け、ピジョン島へ。そこは、ハンセン病者たちが暮らす島だったが・・。
-ハンセン病の男の葉巻をパピヨンが吸うシーン。彼の勇気が試される。-
そして、漸くホンジュラスへ。青い海、白い浜。現地人との交流。
-ここで、めでたしめでたし・・、とならない・・。
・修道院に入り込むが・・。

4.再びのサンローラン刑務所
・5年間の独房生活から解放されたパピヨン。髪は真っ白。一緒に逃げたクアイの若者は、房を出た所で息絶える。
-パピヨンの頑強さが、分かる。-
・そして、ルイと再会。囚人たちの境遇も少し良くなっており、岸壁沿いの小屋に住んで、野菜などを作っている。
ルイは且つて、”女房が釈放の手続きをしているから・・”とパピヨンとの脱出を拒んだが、矢張り女房からは無しのつぶてだったらしい・・。

5.潮流を読む
・岸壁に囲まれた湾に押し寄せる激しい波。じっと見つめるパピヨン。そして、おもむろに”椰子の実を藁袋に入れ”、海に放り込む。あっという間に砕け散る椰子の実。
だが、パピヨンは
”7回に一度来る波は・・・・”
そして、”椰子の藁袋"を海に投げ入れ、自分も飛び込み・・、
”椰子の藁袋"にしがみ付く。彼の名曲が流れる中、徐々に沖合に流れていくパピヨンを乗せた藁袋。

”馬鹿野郎、俺は生きているぞ・・”

<世界的ベストセラーにもなった、実話に基づいた脱獄映画の傑作の一品。>

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