俳優・ミュージシャン・画家など多彩な活動で知られるビンセント・ギャロが初監督・脚本・音楽・主演を務めたオフビートなラブストーリー。1991年・第25回スーパーボウルの勝敗をプロットに盛り込みながら、ダメ男だがなぜか憎めない主人公の人生模様と、彼の全てを優しく受け止めようとする少女を描く。5年の刑期を終えて出所したビリーは、故郷の街バッファローへ帰ることに。事情を知らない両親に電話して「婚約者を連れて行く」と嘘をついてしまった彼は、見ず知らずの少女レイラを拉致して恋人のふりをするよう強要。レイラはビリーと一緒に過ごすうちに彼の孤独な素顔を知り、次第に好意を抱き始める。しかし、ビリーにはやり残したことがあった。レイラ役に「アダムス・ファミリー」のクリスティーナ・リッチ。日本では1999年7月に渋谷シネクイントのオープニング作品として初公開(キネティック配給)。当時の渋谷を中心としたミニシアターブームの中で大ヒットとなり、34週にわたるロングランを記録した。2021年1月、渋谷ホワイトシネクイントで約20年ぶりのリバイバル公開(コピアポア・フィルム配給)。
バッファロー\'66評論(20)
ウエンディ・バルサムという名前にこだわりを持っていたという伏線も最高。それに対しての態度がとても優しかったレイラの性格に惹かれました。ホテルにて、行かないでと言わずに戻ってきてねと言ったのは束縛されるのが嫌いだといった伏線からか・・・このやりとりも素敵でした。
もちろん、クライマックスの音楽、イエスは大好き♪
父親の歌のくだりが無意味で笑える。
食事のシーンはそれぞれの視点に合わせたカットなんだろうが、手前に自分の食器がないのは不自然で、シーンが変わったのかと思いました。 全体的な雰囲気は好きです。バーでいつも流れてそう。