十三人の刺客(1963)劇情

「十七人の忍者」の池上金男がオリジナル・シナリオを執筆、「若様やくざ
江戸っ子天狗」の工藤栄一が監督した時代劇。撮影もコンビの鈴木重平。

十三人の刺客(1963)演員

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十三人の刺客(1963)評論(11)

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東映の「集団抗争時代劇」と呼ばれるジャンルの一作。
工藤栄一監督がこのジャンルを確立させた記念碑的代表作。
NHK BSプレミアムの放送を録画して鑑賞。

引きの映像とローアングルによる映画的構図の見本市のような傑作である。
小さな宿場を要塞化して戦うところは名作「七人の侍」 を連想させるが、あちらは攻めてくる野武士軍団を迎え撃つのに対して、本作は罠を仕掛けて敵をおびき入れて戦う。
「今の世に真剣で戦った侍などおらぬ」
「不意を突いて一人で三人がせいぜいでしょう。4倍の敵では討ち漏らす恐れがある」
池上金男のオリジナル脚本は、チャンバラ映画の常識を覆すリアリティがある。
それに応じて、クライマックスの大決戦の殺陣では、手練れたちといえども必死に刀を振り回す、なりふり構わない戦いぶりを見せる。
剣の達人平山(西村晃)の最期など、刀が折れてしまって恐怖の表情で逃げまどうという演出。
十三人のキャラクターそれぞれは深掘りされていないので、誰かに共感するようにはなっていない。あくまでドライに男たちの戦いを見せていくのみだ。
強いて言えば、敵方である半兵衛(内田良平)の置かれた立場には幾分迫っていて、大決戦の最後の新左衛門(片岡千恵蔵)と半兵衛の一騎討ちで、侍の死に様を美化して見せている。

工藤栄一の光と影の芸術は、白黒画面でより一層引き立っている。
Gipnohmsskx
Gipnohmsskx
これは面白い!
極上の娯楽作品だ

七人の侍と椿三十郎と忠臣蔵をかき混ぜたような内容です

酷薄怜悧な老中筆頭役の丹波哲郎が素晴らしい
そして何より、強烈な秘密軍事指令を与えられた目付役の片岡千恵蔵もまた素晴らしい!
選りすぐった精鋭を前に「お主達の一命、この新佐が命じるままに使い捨てに致す」と言いきるシーンは痺れました
他の誰にも出来ない恐ろしく困難なプロジェクトの指名を受け、その達成のためには優秀な部下を幾人も非情であっても擂り潰さなければならないことを覚悟した言葉です
こう言いきってくれてこそ命を投げ出して働けると言うものです
現場の上級指揮官はかくあるべしという姿を体現しています
男が男に惚れなければ命を懸けて働けはしないのです

そしてその副官役の嵐寛寿郎も燻し銀の名演を見せます
副官の重要性や参謀のありかたの理想像を見せます

ストーリーも中盤はプロフェッショナル同士の知略の戦いとなり、クライマックスの決戦に至るまでのほうが面白い程
敵方の指揮官鬼頭半兵衛の造形も素晴らしく、内田良平が椿三十郎での仲代達也を彷彿とさせる熱演を見せます
襲撃計画を練っている正にその場に敵方の指揮官が単身乗り込んで来るのですから圧巻です

中盤の戸田の渡しでの襲撃を想定して、襲撃側を一枚上回る防備計画の見事さや、指揮ぶりの鮮やかさで、襲撃を未然に封殺していまう有能さを印象付けて、敵側の手強さの演出も良く出来ています

クライマックスの激闘シーンも迫力あり、中仙道美濃落合宿を防塞化してデスゾーンを形成して多勢に無勢の不利を解消する工夫もなかなかに本格的で見応えがあります

計略を弄して敵方の百数十人の護衛部隊を43人にして13人で迎え撃つのですが、それでも彼我の兵力比は三対一以上です
つまりランチェスターの法則にある攻守三倍の法則と言う軍事常識から見て尋常の手段では勝てないわけですから、そこを良く映像にして見せます

集団殺陣といっても単に大勢がてんでにチャンバラをするようなデタラメなものではありません
副官の倉永左平太がこういいます
「今の世に真剣で戦った侍なぞはおらんのだ、我にも無ければ相手にもない、人が命と命をぶっつけあい戦うときどんなことが起こるか誰にも想像がつかんのだ」
舞台は1845年の江戸時代末期です
戦国の世から250年近く続いた平和の世の中での戦闘なのです

果たしてクライマックスの激闘がついには、血みどろの肉弾戦になったとき、あれほど冷静でプロフェッショナルな殺し屋的な浪人が、わめき逃げ惑う姿を呈するまでたたかうその姿を見せるのです

音楽は怪獣映画の音楽の巨匠伊福部明その人
今にも怪獣が出そうなおどろおどろしい劇伴で盛り上がります

残念な点は刺客それぞれのキャラクターが立っていないこと
わざわざ「これで十三人になったな」という七人の侍の台詞をもじったのに、肝心の三船敏郎に相当する若い郷士も上手く消化仕切れてません
もったいない限りです

それでもラスボスや敵方指揮官との一騎討ちとかお約束のシーンも用意されており納得、大満足の時代劇です

しかしこれでヒットしなかったというのですから
残念です
本格時代劇の終焉を飾る大輪の花のような作品です
もうテレビの時代劇で十分という時代に突入したということたったのでしょうか

1963年の作品ですからカラーで撮れた筈ですがリアルさをだしたかったのか、黒澤作品と同じ土俵で撮りたかったのか白黒作品です

ただ作劇も戦闘シーンも如何に黒澤明監督が富士山の様に仰ぎ見る偉大な存在であったのかを再確認するにとどまっているのも確かです

2010年にリメイクされたそうですが、現代に舞台を移して自衛隊の秘密軍事作戦というような内容に翻案したリメイクを観てみたいと思いました
xvcurh
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総合70点 ( ストーリー:80点|キャスト:70点|演出:65点|ビジュアル:60点|音楽:65点 )

絶対的身分制度の下で不条理がまかりとおる時代の、侍の意地と厳しい生き様が描かれる。

そのような物語はなかなか良いと思うのだが、戦いの場面の殺陣はもう一つ迫力に欠ける。覚悟を決めた剣の達人を揃えたはずなのに、いくら真剣勝負が初めてで緊張しているとはいえ、大勢を相手にただ刀を適当に振り回すだけの素人のちゃんばらはいただけない。いくら準備に時間をかけて仕掛けを作って奇襲攻撃をしているとはいえ、四倍の数の精鋭を相手に戦うのだから、もっと迫力のある演出で観たかった。前半の状況の描写は悪くなかったが、後半の戦闘の演出は古さを隠せない。
それと登場人物の背景の説明や描き分けが弱い。13人の刺客も多くはその他大勢役になってしまっている。
Ksnsmohxpig
Ksnsmohxpig
時代劇が減り始めた頃に、時代劇で売っていた俳優が余って仕方ないって感じで作られたのか?と思うほどの内容。
時代劇らしく、ご都合主義で作戦もこをなものか?と思う程。
キャストが豪華絢爛でも中身はちょっと萎びてる。
リメイク版の下品さはないから、見やすい。
pwbfdjb
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黒澤の「七人の侍」のようなエンターテイメント性はないが、
侍という悲しい存在を、うまく描く。

上司から内密にテロを命令された、初老の侍。
そのテロからバカな主君を守ろうとする、優秀な侍。
戦いの中で無残に死んでいく、剣豪の侍。
一人生き残るが、気が狂う侍。

悲しい、悲しすぎる。
侍とは、何なんだ!!

シンメトリーな構図を中心にして、
時にはゆっくりカメラが動き、
突然のクローズアップに驚く。
1カット1カットが、
丁寧に撮られていて、飽きさせない映画だ。

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