早く大人になりたいという夢を持つ12歳の少年が、突然35歳の大人に変身して巻き起こる騒動を描く。製作はジェームズ・L・ブルックスとロバート・グリーンハット、監督は「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」のペニー・マーシャル、脚本はアン・スピルバーグ、撮影は「ブラッド・シンプル」のバリー・ソネンフェルド、音楽は「消えたセクシー・ショット」のハワード・ショアが担当。出演は「ドラグネット
正義一直線」のトム・ハンクス、「きのうの夜は…」のエリザベス・パーキンス、「サンタリア
魔界怨霊」のロバート・ロッジアほか。
ビッグ(1988)評論(20)
「大人」でない主人公が社会的な破綻を迎えず、逆に「大人」に染まることの弊害を示している。はっきりと「大人」を否定してくる。それがこの映画の良さでもあり悪さでもある。
FAOシュワルツでの鍵盤で踊る名シーンが印象的。子供にぬいぐるみを買った店。残念ながら2015年に閉店したようである。五番街では賃料が合わなくなった模様。懐古的であってはならぬが、淋しさはある。
トム ハンクスの始まりですかねぇ(*´-`)
あと、パジャマの柄がガンダムって(*⁰▿⁰*)
*声の出演*
堀内賢雄
*感想*
少年ジョッシュは遊園地で、願いが叶えられる謎のコインゲーム機「ゾルダー」を見つける。身長が低くてジェットコースターに乗れなかった彼は「大きくなりたい」と願った。
そして翌日、不思議なことに体が大きくなって、大人になっていた!見た目は大人、中身が子どもという、まるで逆コナン状態に陥ってしまったジョッシュが様々な騒動を巻き起こすコメディ作品です。
期待してなかったのですが、脚本が抜群に面白かったです!友人ビリーの助けもあり、色々あっておもちゃ会社に就職して、ガールフレンドまで作ってウキウキ気分!
大人になったジョッシュを演じるトム・ハンクスが若いし、「子ども」を演じるのがめちゃめちゃ上手かった!小学生がやりそうな行動をやってるので非常に楽しかったです。
大人になったジョッシュは、恋人ができたことによって、そのまま大人になって生活するのか、それとも子どもに戻って元の生活に戻るのか、苦渋の選択を迫られて悩みます。
最後はどのような感じに締めるのかなって思ってましたが、とても感動しました!
父親に薦められて見ましたが、傑作でした!
オススメです!\(^^)/
12歳の少年が大きくなりたいということから始まり翌朝目が覚めたらなんと大人になってるという設定で始まります。
だが、中身が12歳ということから何をすればいいのかわからないことばかりです。
しかし、彼は母のもとへ帰るかこのまま大人になるかという選択を責められるときの主人公はもう一度母(家族)のもとへ逢いたいと決めました。
ラストの主人公の告白に心にしびれました。
スーザンが「ジョッシュは大人よ」と言ったり、子供だからこそわかることがあったり、子どもと大人の違いについても少し考えさせられました。人は良くも悪くも、立場や地位を与えられることで大人になっていくのかな、なんて思いました。どんなことも真剣に楽しんではしゃげる、子供のような心を持っていられるのは素敵なことですね。
足で演奏するピアノのシーンはとても印象的で微笑ましかったです。他にもトランポリンのシーンなど、見ていて自然と笑顔になりました。
話はわかりやすくてとても観やすかったです。上手くいきすぎにも感じましたが、コメディやファンタジーチックな作品なので問題ないかと。
ヒロインのスーザンは大人で格好良さもある女性でありながら、ジョッシュといる時はかわいらしい少女のような面も見せるのが良かったです。
ビリーはやんちゃっぽさもありながら、いい子でかわいかったですね。終盤のトランシーバーからのジョッシュの母親とのシーンが好きでした。
字幕で見たのですが、ラスト近いシーンのセリフがちょっとわかりづらかったです。後で調べてちゃんと理解できました。とてもいいシーンなので、もっとわかりやすく訳して欲しかった。
ラストは額に…というのが切なくて、でも温かくて素敵な演出でした。