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es エス評論(20)
人は自分が所属している環境によって、考え方が変わってしまう。
その有様を映画にした作品です。
あまりにも衝撃的な内容ですが、
実話を元にしたお話とのこと。
一回は見た方がいいです。本当に。
僕が『es』を観て一番感じたのは、
“何に影響されて生きるか”ということ。
人は所属している環境によって、考え方が変わってしまうのであれば、自分がいる環境選びはすごく大事だということです。
自分を安定させてくれる環境にいるのか、自分を不安定にする環境にいるのか。
僕は、自分にプラスの価値を生む環境に身を置くことを選択します。
改めて、そう思わせてくれた作品でした☆
概要を読むだけではイマイチ?で、
ふーんそんなもんなの?
本当に?
危ないもん?
時と場合によるんでないの?
な感じで観ましたが。
人間の理性のタガなんて脆いんだなと、うっすら恐怖を感じるほどに、確実に、性悪説的な部分が露呈し支配していく。
露呈のプロセスが、ゆっくりと、確実に、なのに
時間スパンでみると、たかだか1日単位で劇的に変わる。
そんな精神感覚と時間感覚のギャップがさらにうっすらとした恐怖を掻き立てる。
そんな映画でした。
毎回観るたびに途中同じような所で集中力がなくなるけど、その残念さというか詰めの甘さもひっくるめて、人生の中でかなり上のランクに「居座っている」お気に入り映画です。