風よ あらしよ 劇場版
プロット
日本
02月09日 上映
Firebird ファイアバード
プロット
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02月09日 上映
夜明けのすべて
プロット
日本
02月09日 上映
記憶の居所
プロット
日本
02月17日 上映
ネクスト・ゴール・ウィンズ
プロット
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プロット
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02月23日 上映
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フェイク シティ ある男のルール評論(20)
黒幕が言ってるように「必要悪」ってのが拭いきれてなくって
なんか全体的に中途半端な印象。
良かったと言えるのは、物憂げなキアヌの表情くらいかなー。
それってわざわざ観たいかっていうと、そうでもないけど。
主演キアヌ・リーブス。…だよな?誰これ?こんなだったっけ?…と思ってしまうくらい、最初出てきた時キアヌの顔がパンッパンに浮腫んでてヤバイです。あの、語彙力がどうとか言われないよう普段色んな言葉を尽くそうと努力はしてるんですが、今回ばかりはヤバイという言葉でしか表せないくらいホントにヤバイです。顔ヤバイですよキアヌ…どーしたのそれアル中の役作りなの…?
そんなわけで、主役よりサブのクリスの方がキラッキラの輝きを讃えて出てきたんでびっくりして二度見、三度見、いやいや、やっぱ…キアヌの顔がやべぇえ~~~~~~!!!!!(卒倒)
キアヌファンは見ない方が良いかも…特に「キアヌってイケメン(はーと)」と憧れている紳士淑女の皆さんは、恐らく卒倒するか、画面を叩き割るでしょう…
あらすじ:
主人公のラドローは、3年前に妻を亡くしてからウォッカに溺れ、仕事中でも平気で泥酔しているが、仕事は一応こなしている。仕事の腕を見込まれ、法を無視した強引なやり方で事件を解決しては上司のワンダーに隠蔽してもらうことの繰り返し。ワンダーに特別扱いされたうえ、強引なやり方を続けるラドローに反感を持つ同僚には疎まれ、正義感の強い元相棒ワシントンとも疎遠になっていた。そんなある日、内部調査室のビッグスに声を掛けられ色々質問される。その日を境にビッグスは「警察内部で悪いことをしている奴がいないか」をラドローの周囲で嗅ぎまわり始める。ビッグスがラドローに目を付けたのはワシントンが告げ口したせいと知り、ワシントンを問い詰めるためコンビニに入っていくワシントンの後をつけ、話しかけようとしたところでコンビニに入ってきた強盗にワシントンは射殺される。ラドローが強盗に反撃した際ワシントンにも弾が当たっていたため、「ラドローが喧嘩の末に撃ち殺した」との疑いがかかることを危惧したワンダーは監視カメラの映像を消し、ラドローがその場にいたこと自体を隠蔽しようとする。その尻拭いを任された殺人課のディスカントも、徐々にラドローの元相棒を想う気持ちを理解し、真犯人を突き止めるため協力して強盗の居場所を突き止めるが…
ディスカント、あらすじ見てもらってもわかる通り、めちゃくちゃ後の方に出てくるので(別に重要キャラではない)、結構短時間しか出てこないんですが、何かもう後光放ってます?ってくらい印象的で、出てきた瞬間「へっ?」てなりました。いや別に自分がクリス・エヴァンス好きだからとかじゃなくてね。
今作までクリスを特にイケメンだと思ったことすらなかったんですが、深夜にこれ見てて「輝いとんな~~~」と初めて思いました。ああいう風に映るように計算して撮ってるんだったら監督が天才過ぎるけど多分何も考えてない。
一応、『ファンタスティック・フォー』で世の女性達にイケメン!と騒がれ有名になったみたいですが、自分は別にイケメンに興味ないので「ジョニー・ストーム?ヒューマントーチ?は?誰?」レベルで全く印象に残ってなかったので、今作の後光放ってるクリスにはだいぶ驚きました。単純に色素が薄いから?なの?
存在感というか…何というか…華やかで目が行くというか。
よくわかりませんが、正直主人公のラドローよりディスカントの方が自分の中では印象が強くて、ラドロー何してたっけ?って記憶喪失が起きてます。
ていうかディスカントのあだ名ディスコなんだね…ディ…ディス…
グラマーボデーが羽扇子振り回してそうな名前ダネ…
以下
(個人的に)
重大な
ネタバレ
↓
↓
↓
ストーリーとしてはアメリカ映画によくあるストーリーで、実は自分が信じてた人の方がゴミクズでした~~って話。まぁ、信じてたといっても最初から全然正義じゃないので、見てる側も「あ~アッハッハ」と受け入れられるような結末なんですが…
…いや、ディスカント死んだ意味ある!!?
ディスカントは元々、ラドローの尻拭いで証拠の隠蔽やら誤魔化しやらを任され辟易、ラドローのせいで何でこんなことやらされなきゃいけねーんだよ…って感じでかなりやさぐれた感じで出てくるんですが、実は良いヤツ。ラドローが犯人衆のアジトに一人で行くと言った時も、心配して「俺も行くよ」と。
「婚約者がいるんだ。もうすぐ結婚する」
…………………。
…………………………。
アッーーーーー!!!!!!??(゜▽。)
お前それーーーーー!!!?
そんな美しく完璧なフラグ立てるヤツ今時いんのーーー!!!??
……ええ、この日はクリスマスじゃないんでね…ご想像の通りですよ、ええ!!!
はーーーーーーーーっ……もうこの後の記憶ないですわーーーーー。
彼は何故か「前にも喉撃たれて死んだことあんの?」ってくらい素晴らしい演技で美しく散りました…
喉に穴開いたらそんな長くもたんわとは思ったけど、それはラドローがディスカントの様子を見に行くまでもたせないと映画的にアカンからで、演技的にはホントに喉に穴開いたらこうなんのかなーと思うような演技でした(?)。
あ~~~もうディスカントのことしか残ってねーよおおお!!
よくよく考えたら設定的にもディスカントって良いとこどりなんですよね。問題児の主人公を支え、正義に燃えて主人公をサポートするものの途中で死んで、ラスボスの時に主人公が「あいつが死ぬ必要はなかっただろー!!」って言ってもらえるやつ。すげー取って付けたように言われただけだったけど。笑
もう自分の中では今作は『フラグ建築士ディスカント、美しく散る』ってタイトルで脳内保存しとこうと思います。
『フェイクシティ ある男のルール』?
知らんわっ!!
ストーリーは割と凝っていました。
LAコンフィデンシャル様
最初に言っておくけど、ちょっとこれ古臭い。
公衆電話や分厚い電話帳なんかが出てきたけど、時代設定いつなんでしょう?(携帯電話も出てくるから現代なんでしょうけど。)
そういう小道具以前にいろいろと古臭い。
でもねえ、こういう古臭いの個人的に大好きなんだよなあ。
結局私が好きな映画ってこんなのなのか…と、若干恥ずかしい気分にもなる。そういう偏愛で星4.5。(世間的には星3くらいが妥当なのかな)
—
「L.A.コンフィデンシャル」のジェームス・エルロイが脚本。
エルロイ好きとしては、109分という短さでは言及していない部分も勝手に脳内補完(というより妄想)して楽しんだ。
基本的なストーリーは「L.A.〜」を思いっきり小粒にした感じだろうか(L.A.四部作と比べると百分の一くらいの小粒感)。
お約束の警察内の暴力・腐敗・裏切りエトセトラ。
腕は立つけど直情型でコントロールがきかない刑事役(「L.A.〜」のバド・ホワイトを彷彿とさせる役)にキアヌ・リーブス。
バド・ホワイトといえばラッセル・クロウがはまり役だった。彼の「汚れてるけど純情」って感じがもの凄く良かった訳だが…。
キアヌは昼間から酒をかっくらっても暴れてもラッセルほどの汚れ感がない。全然ない。そこがキアヌの良さなんだからと思って我慢して観続けてると、一瞬狂気の裂け目みたいな表情を見せてくれて、それが良かった。
あと調子悪い時のキアヌ特有の浮腫んだ顔もアル中刑事の設定には合っていた。
L.A.四部作のダドリー・スミスに相当する役をフォレスト・ウィテカー。
ウィテカーのアミン大統領(ラストキング・オブ・スコットランド)ってもの凄く怖かった。本作でもその種の怖さが漂う。ただ微妙に服装が変で少しコミカルになっちゃって残念だった。
その他のキャストも、大好きなヒュー・ローリー(禿げてた)、クリス・エヴァンス(お坊ちゃん感が良かった)など楽しめた。
—
あとデヴィッド・エアー監督って不思議だなあと思った。
妙にリアルな描写と、ステレオタイプで書割りみたいな描写が混在していた。
エルロイ小説の狂犬ぶり(ディズニーとかケネディとかアメリカの夢全てに遍く噛みつく感じ)って、そのまんまだと映画化しづらい。
映画版「L.A.コンフィデンシャル」みたく手際良くその狂犬ぶりを押さえるか、この映画みたくステレオタイプに落とし込むしかないんだろうなあとも思う。