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THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ評論(20)
どれが現実であり、どれが妄想なのか、結局、全ては自分が決める。
誰も教えてくれないんだという印象を持って映画でした。
今作品の監督が以前作った作品のセルフリメイク版ということで、想像の域を出ないが、キングレコードというスポンサーが付いた為、贅沢にアレンジしてみましたという事じゃないかなと率直な意見。勿論、元作品は未鑑賞であるし、そもそも監督作品自体、初めましてである。
鑑賞後にネット等で調べた情報で理解出来たことなのだが、売れない女優が、アルバイトでマジシャンのアシで食いつないでいる間に毎度催眠術をかけられている内に何が夢か現か分からなくなってしまい、混沌とした精神状態を映像として現わしてみましたというストーリーである。多分、その殆どが主人公の妄想や精神世界の中の作られた出来事なのだろう。そういう展開も含めて、始め今作品、少女向けラノベが原作じゃないのかと勘違いする位、多感な少女に響く内容じゃないのかな?そんな邪推をするのも、元作にはいない、高橋一生が今作品の全ての重要なファクターとして占拠しているのだと感じる。高橋一生の魅力がこの映画を決定づけているのだとすれば、もうプロモーションビデオ以外の何ものでもない。けたたましいEDMの音響、ハムレットの話や、サーカス小屋である『オーロラ』ビル内の禍々しいセット、屋上のラグジュアリーなベッドルーム等々、主人公の女の子の尖った乳首を甘噛みする高橋一生のサービスショット満載といった感じで、元々の趣旨がずれてしまっているのではないだろうかと邪念に囚われてしまうのだが、見方は間違っているのだろうか?
そんな中で、主人公が作り出したもう一人の自分、セルフメンターである、ブッチ役の古畑新之の演技は光っていたのが今作品の一番の収穫なのではないだろうか・・・
主演女優は『若い女性』の時代10年くらいを行ったり来たりするので、あいまいに見えてしまう妙な存在感で終始してしまったが、ここでリッチなファッションなど無駄な投資をしとけば名画になりそうな点が残念でした。ラブシーンというのも最近にしては珍しくストレートだったので、高橋みたいなまだまだ『凄そう』な俳優と桜井ゆきのような少女感のある女性を大人らしく上品に描いて欲しかったかも知れない。
主人公の女優さんも素敵でした。
ずっと、人の夢を見させられている感じのお話です。好みはわれるのかな。
90分って短いなと思ってましたが、見てみたらちょうどいい長さでした。
高橋一生好きとしては、見て損はしないと思います。