「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨン監督が北海道・知床と東京を舞台に、2組の男女の時空を超えた愛を幻想的に描いたラブストーリー。東京で暮らす青年・涼は、亡くなった恋人ゆりとの思い出の品々を思いがけず手にしたことをきっかけに、マジシャンになることを決意する。ある日、自分と生き写しの人間がいることに気づいた涼は、生前のゆりの不思議な言葉に導かれるように北海道へ向かう。その旅の途中で、涼はゆりと瓜二つの女性・亜矢と出会う。亜矢もまた、2年前の事故で行方不明になった恋人で涼にそっくりな天才マジシャン・隆との再会を願っていた。「ライチ☆光クラブ」「曇天に笑う」の古川雄輝と「桐島、部活やめるってよ」の藤井武美がそれぞれ1人2役でダブル主演を務め、竹中直人、袴田吉彦らが脇を固める。
風の色評論(20)
とても多層的な意味あいのあるストーリー。
4人の主役のはずが、三人の身体と四つの人格だった。あるいは、、
物語の時間軸も二本ではないのかも、、
もしかすると、二つの身体と四つの人格?
考え過ぎかも知れないが、結局は一つの身体なのかも、、
海中でも自分との出会い、あれは幽体分離だとすると、また違った「シックスセンス」だとすると。
マジシャンとしての二回の人生だったのか・・
独特の雰囲気があり、物語に引き込まれ易かったです。雨の日にヒロインを下から見上げて写真を撮るシーンがとても美しく、そこからずっと魅せられてしまいました。劇中に名前だけ出ますが、クァク・ジェヨン監督は10年前に綾瀬はるかを綺麗に撮っていたので印象的でした。ヒロインに夢中でしたが、中盤のマチルダコスで「やっちまったな」と醒めてしまいました。終盤もレオン、マチルダと呼び合っていましたが、おじさんと少女じゃないと意味がないと思います。それからは結構グダグダで、どっちの人格でも良いから側にいるだけで良いんだよ抱きしめろよ!!と思いながら観ていました。ドッペルゲンガーについては細かい事は気にするなという感じで創作として甘すぎると思いますが、主人公が活力を取り戻すきっかけになった幻想?という事ならまあアリだと思います。手品の見せ方が地味だったように思います。少し惜しいですが爽やかな後味で、感じの良い二人と雪国のファンタジーを楽しむ事ができました。
北海道の観光とまだ知名度の無いの二人の宣伝作品?
2018-33
投稿内容 「風の色」90点。
文句なく凄い!
「猟奇的な彼女」「ラブストーリー」の「クァク・ジェヨンWORLD」は凄い!
とても日本人監督は太刀打ちできません。
ヒロイン「藤井武美」は「沢尻エリカ」の「クールビューティーさ」と「石原さとみ」の「無邪気さ」を持っている。
「未知の魅力」がある。運が良ければスターに。
名作映画のパロディーで、
「綾瀬はるか」の「僕の彼女はサイボーグ」、
代表作である「猟奇的な彼女」、
名作「レオン」を導入しています。面白い。
「WORLD」の重要な要素としての、音楽の選曲は相変わらず抜群です。
ピッタリの「BGM」で際立つ感動の「名シーン」に。
伏線としての、兄の「障害」・幼児期の火事の「トラウマ」・愛する人の事故死・病の苦しみ・「ドッペルゲンガー現象」などの「精神医学・世界」に、
「マジック・イリュ―ジョン」を絡ませ、
「ロマンティック」に「シリアス」に「ミステリアス」に、
さらに「ユーモア」に「大どんでん返し」まで、
勿論究極の「愛」までも、
見事につながるストーリーは「劇的」です。
うまくまとめられないほど凄い!
敢えて難を上げれば、
「タイトル」の意味と「キス」が多すぎるぐらいです。
地味で宣伝をしていなくても、
「韓流」の「底力」を感じさせます。
私は心酔します「クァク・ジェヨン」に。
何故もっとこの「名作」がみんなに広がらないんでしょう🍀