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トップガン マーヴェリック評論(20)
MTV映画の代表でレンタルビデオ黎明期の目玉ソフトだった前作は、80年代学生だった自分は毛嫌いしており(ブラッカイマー映画はクソ!!レベル)同年代では珍しくトップガン未見
で、四十年近い年月を経て二作目を鑑賞
還暦トム・クルーズ&五十路ジェニファー・コネリーおかしいだろこの二人 トキガトマッテル~
それに対してヴァル・キルマー&メグ・ライアンはもはや誰!?レベル(オリバー・ストーン版ドアーズの二人はイズコ~)
隣のオッサンが鼻グジュグジュさせてたので、昔を思い出しだんだね〜と優しい気持ちになったオッサンでした
通常のハリウッド映画であれば、すぐに続編が作られたでしょう。しかし、トム・クルーズは「体験」を最重要視し、「すべてを実際に撮影する」と究極的なリアリティーを追求し続けました。
そして、ようやく36年の時を経て、続編となる本作が誕生したのです。
冒頭のカレンダーに書かれた「9G」がそれを象徴しているとも言えます。
地球上では、私たちの体には1Gの重力がかかっていますが高速の戦闘機では、スピードが上がる度に、2G、3Gとどんどん上がっていきます。
「9G」とは、自分と同じ体重の人が、8人体重をかけてくる状態で体が押しつぶされるのです。
地球に引き寄せられる9倍の力がかかると、意識不明になる恐れや機体がトラブルを起こすリスクも出てきたりと、人間の限界問題が出てきます。
そのため、もはや「トップガン」で描かれた“超エリート飛行士”は存在の必要性すら危うくなっていて、無人のドローン戦闘機に置き換わりつつある転換点でもあるのです。
象徴的には「トップガン」で一世を風靡した戦闘機「F-14」(トムキャット)も「過去の遺物」となっているのが現実なのです。
このような厳しい環境が本作の舞台であり、人間の限界を超えるレベルの❝実現不可能❞なミッションをトム・クルーズ扮するマーヴェリックが挑んでいきます。
まさに❝トム・クルーズの生き様❞とリンクするような作品で、「ミッション:インポッシブル」のリアル版なのです。
また、前作で最大の出来事は、「相棒グースの事故死」でしょう。
時が経ってもマーヴェリックは相棒グースを常に気にかけています。
このように前作から、今に通じる最新鋭で❝深みのある物語❞となっているのです。
とは言え、緩急の付け方も上手く、笑えるシーンも出てきて人間模様もキチンと描かれています。
実演にこだわった“究極的な映像”は迫力が凄く、まさに「体感」という言葉が相応しい、音響も含め設備が整った映画館での体験が有意義な時間を与えてくれる最高の続編だと思います。
しかし、今回の作品は素晴らしい‼️
IMAX鑑賞。
やったねトム‼️
これから見る人は前作を見てから鑑賞しよう❗️
ただなんだろう、前作が公開された1986年はまだ米ソ冷戦のさなかとはいえ、ソ連が斜陽化し米国がイケイケ状態だった頃で、映画にもそんな雰囲気が反映されていたのに対し、今回の続編はコロナ禍による公開延期の不運も重なって、ロシアによるウクライナ侵攻というリアルな戦争が起きている時期、しかもかつての“世界の警察”を自認していた米国なら真っ先に介入していたであろう事態なのに、NATOを介した間接的なウクライナ支援にとどまっている(バイデン大統領は軍事介入しないと早々に明言した)という現状を思うと、どうにも映画に没入できないもどかしさもあった。
なんだか、名実ともに世界一の軍事大国だった頃のアメリカを懐かしんでいるような、あるいは今もそうなんだと夢想しているような。まあ、そんな現実は忘れて、IMAXの大画面で迫力満点の戦闘機アクションとトム・クルーズの雄姿に心躍らせて楽しむのが本作の正しい鑑賞姿勢なのかもしれない。