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007 ドクター・ノオ評論(20)
…だけど、全然面白くない。
ドクターノオは、なんでもお見通しのようで、けっこう簡単に脱走したりしてる…
ツッコミどころが多くて、シラケるストーリー。
脚本が雑ですわ…
とりあえず、ボンドガールのウルスラ・アンドレスは美しい♡
ショーン・コネリーがさすがのかっこよさ。
序盤はほぼ見せ場なし。中盤以降、ボンドガール登場でここからがまずまず面白かった。
ドクターノオのロボットのような雰囲気は良かったが悪の組織がぬるすぎて笑える。あれだけ殺しまくってたのに、ボンドとボンドガールだけは味方にならないとわかってもなぜか殺さず。監禁場所からは軽く脱出させる体たらく。ノオの最期はもはやギャグ。
ラストはボンドガールとシャレ乙。
BS日テレ字幕版鑑賞
令和の作品群と比較すれば、もちろんとっくに陳腐化した要素ばかりで構成されているが決して侮ってはならない。ボンド以前にこのようなスパイアクションは無く、ボンドによって様々なスタイルが生み出されていったのだから。
007以前のスパイ小説は、一次大戦や二次大戦など戦時中を描いたものが主流だ。更にそれ以前となるとブルジョワ革命を題材に扱ったものやホームズ、ルパンなどミステリージャンルに登場するものとなる。(子供の頃読んだ児童文学全集には「紅はこべ」が入っていたなぁ)
しかし、冷戦構造以降の現代的な「世界を股にかけた国家諜報機関のエージェント」という映画作品はやっぱりショーン・コネリーの007こそが新時代を切り拓いたのではないだろうか。
スタイリッシュでウィットに富んでいて、酒にも女にも強く美食家で、武器の扱いにも長けた知性と野性を併せ持つ英国紳士ヒーロー。
そんな新しいスパイ像を原作者イアン・フレミング、監督テレンス・ヤング、そして誰よりもショーン・コネリーが創造してくれた。
ボンド以降、いかにもボンドスタイルを踏襲したヒーロー像も数多く生まれたし、逆説的に「アンチ・ボンド」とも言える硬派や生真面目や朴訥や不器用なスパイヒーローも一気に増えた。(誰しもがボンドのようなチャラいイケメンが好きだという訳ではないからね(笑))
近代と現代を分ける幾つかのものには、核燃料、コンピューター、宇宙開拓、地方エリアまでの電気普及、交通&運輸のグローバリゼーションなどが挙げられるのではないだろうか。
ドクター・ノオにはそれらすべてが含まれているから、今観ても充分鑑賞に耐える。
ショーン・コネリーの007は映画好きを自認する人ならば必ず観て欲しい作品の一つである。(特にキングスマンを観た人、これから観たい人には必見である(笑))
最後のボートのシーンは好きですね。
1962年、第1作というか、シリーズ最古の「007」と呼ぶべきでしょうか。映像も古いというか、素朴と言っちゃいたくなる空気感、そんな中にこそ輝かしい、若きショーン・コネリーの古き良きダンディズム。
のどかな南国に流れる陽気なサンバ、踊る若者達のシルエット、なんだかユーモラスな盲目の三人・・・が転じて、実は暗殺者。一瞬にしてフェイク、フェイク、トリック、フェイクのスパイ劇に転じる辺り、流石は人気シリーズの先駆けと言ったところ。
映画の流れも飽きさせない、美しい南国から転じてSF映画のような放射能研究所?へと舞台を写し、囚われとなったボンドを豪華な客室に迎え入れるボス「ドクター・ノオ」のニヒルなユーモア、応接に深海の巨大な魚が展望できる窓があったけど、なんだか漫画『銃夢』のムバディが火星の王女を迎え入れたシーンを連想してしまった。あんまり関係ないかな。関係ないか。
ラストは大勢のエキストラを使っての大パニック、巨大建造物の爆発シーンまで、時代的によく撮ったなと驚きの連発。そしてエンディングは海上に戻って美女を片手に、さわやかに。
これぞ「007」、これぞ「ジェームズ・ボンド」、素晴らしい――って、シリーズを真面目に見たのはこれが初めてだけど。