フィランドの作家トーベ・ヤンソンが生み出し、日本をはじめ世界で広く愛されるキャラクター「ムーミン」の長編パペットアニメーション。原作小説シリーズの「ムーミンパパの思い出」をもとに、ムーミンパパの若き日の冒険、個性的な仲間たちとの出会いや友情、ムーミンママとのなれそめなどが描かれる。ある日、ムーミントロールはベッドでムーミンパパの若い頃の冒険話を聞くことになる。みなしごホームで育った若いムーミンパパは、ある時、思い立ってホームを抜け出して冒険に出る。発明家のフレドリクソン、ガラクタばかり集めていつもあたふたしているロッドユール(スニフの父親)と出会い、意気投合したムーミンパパは、彼らとともに「海のオーケストラ号」と名付けられた船に乗り込む。船内に忍び込んでいた気ままなヨクサル(スナフキンの父親)も仲間に加わり、ムーミンパパたちは大航海へと出発する。本国フィンランド製作のアニメで、日本語吹き替えキャストには高山みなみ、大塚明夫、谷育子、かないみか、中尾隆聖、子安武人、佐久間レイと日本の平成版アニメ「楽しいムーミン一家」のレギュラー陣が集った。
ムーミンパパの思い出評論(1)
冒険の途中で色んな仲間が加わっていったのが、成る程と感じるところでした。
ヘムレンさんが孤児のムーミンパパを引き取っていたことには驚き。その窮屈な生活から抜け出そうとしてパパが大冒険に出かけたことがムーミン谷を作るきっかけになろうとは。
あと、ムーミンハウスは、大冒険で使った船の艦橋だったことにも驚き。
話全体を通じて、ファンタジー過ぎて良く分からなかったので、おそらく子供には退屈。まさにマニア向けの作品です。
あと、フェルトなどを駆使したアニメなので、作るのは本当に大変だっただろうなと思いつつ、味のある表現は素晴らしかったです。