北条司の大ヒットコミックをアニメ化した「シティーハンター」の劇場版。新宿を拠点にさまざまな依頼を解決する凄腕の始末屋「シティーハンター」の冴羽リョウとパートナーの槇村香のもとに、動画制作者の女性アンジーから、逃げた猫を捜して欲しいとの依頼が入る。一方、警視庁の野上冴子は海坊主と美樹の協力を借り、バイオ企業ゾルティック社の発明について捜査に乗り出す。その発明は戦場の兵士を超人化する恐ろしいもので、かつてリョウをむしばみ、パートナーの槇村秀幸を死に追いやった「エンジェルダスト」の最新型だった。声優陣にはリョウ役の神谷明、香役の伊倉一恵らオリジナルキャストが再結集。前作「劇場版シティーハンター
新宿プライベート・アイズ」に続いてこだま兼嗣が総監督、「機動戦士ガンダム
閃光のハサウェイ」のむとうやすゆきが脚本を手がけ、「TM NETWORK」がエンディング曲「Get Wild」に加えオープニング曲も担当。
劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)評論(18)
ギャグが多すぎて途中ちょっとつらかった。
アンジーが撃たれて死んで悲しかった……。
前作の新宿プライベートアイズより4年が経過したがまたオリジナルキャストで製作してくれたのは嬉しい。
新宿の種馬こと冴羽獠の活躍は世界的な規模のスイーパーとしての活躍になっていて原作でも描かれたエンジェルダストとユニオンテオーペの戦いが始まる。
前作では劇中で使用されたBGMにオープニングからエンディングまで終始興奮する事が出来たが今回はアニメ版で使用されたBGMの使用は少なくTMサウンドによるオリジナル曲を中心として構成されており無論エンディング曲のGET WILDはしっかりと流れオープニングではTM NETWORKの3人が登場しているし前作のヒロインの進藤亜衣もカメオ出演しており更には同じサンライズやトムス・エンタテインメントが製作に関わっているのでまさかキャラクターが登場しスタッフの遊び心は前作の様に健在であるが前作よりも作画の低下が酷く特に銃器描写が粗悪すぎるのは外部委託しているのが中国や韓国であるせいだろうか?更にジャンプアニメのお家芸とも言うべき説明解説セリフまで盛り込まれているのが正直頂けない、監督もスタッフもほぼ前作と変わらないのに少々詰めが甘い様に感じ取られた。
でも1番残念なのはやはり声優さん達の加齢による声の変化だろう、こればかりは仕方ないのだがせっかくオリジナルキャストで製作しているしエンディングでの冴羽と海原の会話で分かるように次がある様なにおわせだったので次回作の公開までは時間を空けないでなるべく早めに公開をして欲しいです。
最終章とあって、海坊主と美樹さん出番が少なめ。
面白さもありますが、何と言っても最後、冴羽獠と海原神によって放たれたエンジェルダストに飲まれるアンジーとの決着シーンで賛否が割れると思います。
シティーハンターをコミックからアニメーション全て制覇されている方は失望もあり得るかと。
冴羽獠と海原神との決着は過去、パチンコでしか描かれていないので、是非スクリーンでの続編として希望ですね。