同性の同級生に恋心を抱く青年、そんな彼に接近してくる風変わりな少女。同級の六人の17歳の男女が織り成す、ひと夏の青春群像劇。監督・脚本は「二十才の微熱」の橋口亮輔。音楽を元“男闘呼組”の高橋和也が担当し、主題歌も歌っている。主演はテレビ・ドラマ『正義は勝つ』の岡田義徳、『走らんか!』の草野康太、「麗霆”子!!
総長最後の日」の浜崎あゆみ。ぴあフィルムフェスティバルを背景に、東宝とぴあが提携するニューレーベル“YES”(Young Entertainment Square)の第一弾として製作された。第8回東京国際映画祭ヤングシネマ・コンペティション参加作品。95年度キネマ旬報ベストテン第10位。
渚のシンドバッド評論(3)
主人公に興味を持った女子(浜崎あゆみ)には秘密があった。
二人の秘密がバレたとき・・・。
東宝の学園恋愛ドラマの対極にあるような作品。
繊細な心を持つ男子たちに、奸原というチャラ男も絡みつつ、後半には活躍しなかったのが残念だった。吉田と清水の関係も映画を見に行く程度の付き合いだったし、すぐ壊れてしまいそうな雰囲気がリアルだった。そんな中に相原(浜崎)が彼らの心をかき乱すかのような小悪魔的な存在となり、吉田はどんどん惹かれていく展開。
留守宅に不法侵入して我が物顔で振る舞う相原。勝手知ったる他人の寝室で、大人のおもちゃやコンドームを伊藤に見せつける行為も、彼を試していたのだろうけど、不思議少女ぶりを発揮する。それにしても、浜崎あゆみがこんなことを・・・
純粋な高校生の心理ドラマとしても面白いし、相原や清水の突拍子もない行動には呆れても、そのユニークなキャラが興味深い。自分の高校時代を思い出しても・・・そんな子はいないわい!となること必至。
思ってた内容と違っててビックリしました。ちょっと切ない奇妙な三角関係。( `・ω・) ウーム…四角関係?!かな。
人を好きになるのは難しい。
制服姿が、眩しい!!浜崎あゆみは、可愛かったです。