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02月23日 上映
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タレンタイム 優しい歌評論(20)
この作品もストーリーは追えるが、「民族の壁も宗教の壁も越えて」という背景となると、どこまで理解できているのか覚束ない。
また、かなり登場人物が多い。
学校を中心となる「惑星」として、その周りをムルー(マレー系)とハフィズ(マレー系)とマヘシュ(インド系)の3つの家族が、それぞれ「衛星」となって回る。
さらに、カーホウ(中国系)が「彗星」のように加わる。
ただ、メインの話と関係ない“脱線”が多い。それらの「遠心力」によって、話の「軌道」が乱される。
“叔父の死”や“メイド”は、話を分裂させる方向に働くだけだ。
“謎めいた車いすの男”や“教師のオナラ”は、緊張を解くギャグなのかもしれないが(笑)、インパクトが強い「隕石」だ。
結局のところ、全くまとまりのないストーリーを、音楽のもつ強大な「引力」で無理矢理まとめ上げたという印象だ。
「ゴルトベルク変奏曲」のアリアと「月の光」、そしてオリジナル曲の「I Go」と「Angel」という、すべてスローな曲で映画の雰囲気を形作って、それで押し切ってしまう。
“最高傑作”というには物足りない。やはり、まだまだこれからの“夭折”の人だったのだろう。
裕福な家庭の娘と母子家庭で育った聾唖の青年の恋。
重い病気に苦しむ母親を支える秀才と彼を妬む同級生。
しばらく青年が聾唖なのが分からない展開上手い。
随所にある歌と音楽もシンプルに物語を盛り上げてくれる。
裕福な家庭の姉妹の父親が、「細い目」と同じ役者で同じような役柄なのが可笑しい。
ヤスミン監督の集大成的な完成度あるので、誰にでもオススメできる。
残念なのは、上映された画質が、おそらくフイルム撮影映像が今一つの画質でデジタル化された様子で「細い目」と同じ撮影者なのに発色や解像感も悪くて若干のくすんだ状態だった事。
・歌われる曲が全部よくて、歌声もみんなよくて聴くたびに泣きそうになる
・ビックリすることも結構ある
・すべての恋がうまくいってほしいな
多彩な文化が共存するマレーシアという多民族国家が抱える社会問題を背景に様々な想いを抱え苦悩する人々を優しく見つめる作品。登場人物たちの会話ひとつを取っても様々な言語が入り混じり、映像の中にも多様な宗教観が滲んでいて複雑さに眩暈を憶えるほどですが、アディバ校長に密かに思いを寄せる教師がやたらと放つオナラやオーディションに紛れ込んだメガネ男子の奇妙なダンスなどのシュールなギャグがスパイスとなっているし、タレンタイムで披露される楽曲が実にキャッチ―で美しく辛辣なテーマを扱いながらもあくまで軽妙でロマンティック。温かい涙の向こうに静かに訪れる終幕がじんわりと胸に滲みる傑作です。監督はヤスミン・アフマド、残念ながら本作が遺作。ウィキペディアによると自身が最も影響を受けたのがチャップリンということで確かに辛辣な風刺をギャグで彩る作風はそういうことかと膝を打ちました。
さまざまなオトナの事情があってややこしい事態が生じるなか、シンプルに人が人を好きになること、相手を大切に思う真情が、それらをのりこえる橋となる、のか。
んん、面白くなりそう。
音楽も悪くない。
感情移入できなかったのは、コテコテのギャグや分かり易すぎる演技、人工的に過ぎる状況設定、無理がある人物造形などのせいかな?いろいろな意味で、過剰でした。
ヤスミン・アフマド最後の作品。もちろん彼女にはそんな意識はなかっただろうが、集大成となってしまった作品。
これが最高傑作とされることを一番悔しく思っているのは、彼女かもしれない。