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赤い風船 プロット フランス 07月26日 2008 上映
赤い河 プロット アメリカ 01月05日 1952 上映
赤いグラス プロット 日本 05月18日 1966 上映
赤いアモーレ プロット イタリア 01月08日 2005 上映
赤い糸 プロット 日本 12月20日 2008 上映
赤い唇 プロット ベルギー・フランス・ドイツ合作 09月04日 2021 上映
赤い風車評論(6)
豪放磊落そうな監督が 繊細なロートレックとムーラン・ルージュの人々の雰囲気をそれなりに上手く描いている
恋多き歌姫 ジャンヌを ザ・ザ・ガボールが、演じていて 彼女の人生と重ね合わせてしまい(9回結婚)、何やら可笑しい
ロートレックと その父親を、メル・ファーラーが好演している
足の問題 もあるが、「ムーランルージュのラ・グリュ」のポスターが大成功したことで 店の客層が変わり、結果的に 居場所や友人を無くしてしまったことが 悲劇である
不健康な生活を送ったことで、若くして亡くなるが、意外に作品数は多く、感心する
マリーに絶望し、ミリアムを失うことになる彼だが、実際は娼婦達との付き合いも多く、映画の方は上品に まとめられている
ロートレックの女性観が 冷ややかなのは、女があまり好きそうでない 監督の私見が入っているのでは…と、思ったりもする
(でも 監督も5回も結婚した←反省してたらしい)
パリだから成り立つ話で、芸術家に愛される理由が少しわかったかな。
直接絵を描くシーンだとか、本物のロートレックの絵を織り交ぜてあるのだけど、多分当時としては画期的な映像表現。
ベッドに伏している最期のときまでムーランルージュの華やかな踊りが目に浮かぶなんて、よほど好きだったんだろうなぁ~ちょっと悲しくなった。
正にベルエポックの時代です
モンマルトルのカフェ、そして題名の赤い風車のある超有名なムーランルージュの当時の猥雑な有り様が見事に映像で再現されています
そして彼と親交のあったアンデパンダンに集うこの時代の新印象派の芸術家達の理屈っぽさも描かれます
有名なムーランルージュの歌や、あの今では運動会の音楽として知られるラインダンスの音楽も見せ場として序盤にたっぷり堪能できます
ロートレックの破滅型の人生を描くだけでなく、このムーランルージュを取り巻く人々をしっかりと描いてあり、ベルエポックそのものを通してロートレックの人生を描いています
流石はジョン・ヒューストン監督でロートレックの愛憎とその背景、時代の有り様を手際よく絡めてまとめ上げています
彼の作品が好きな方にはマストの映画であるとおもいます
赤い風車のあるキャバレー
「ムーラン・ルージュ」を拠点に活躍した
フランス名門貴族出身の画家ロートレック
踊り子たちをモデルにポスターを手掛け
有名な彼の生涯を追った伝記映画
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子供の頃の怪我が原因か遺伝子異常なのか
脚の発育がとまったロートレック
(美しい彫刻を前に)
『人はこの完璧な美の秘密を探し続けるが
答えはでない。芸術は単純ではない。
人間そのものが複雑なのだから当然だ』
と語った言葉が印象に残りました
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『人間は醜い。されど人生は美しい。』
と言葉を残しているそうです