プライベート・ドール
プロット
オーストリア
01月01日 1900 上映
マイ・ライフ、マイ・ファミリー
プロット
アメリカ
01月01日 1900 上映
マイ・ボス マイ・ヒーロー
プロット
韓国
01月01日 1900 上映
プライベート・パーツ(1972)
プロット
アメリカ
01月01日 1900 上映
プライベート・レッスン(1993)
プロット
日本・アメリカ合作
03月06日 1993 上映
マイ・ボディガード
プロット
アメリカ
12月18日 2004 上映
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マイ・プライベート・アイダホ評論(20)
ナルコレプシーを患っているマイクと親と問題がある金持ちの息子スコット、共に男娼をしている2人が、マイクの母親を探すためにアイダホへ旅する話。
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私若い綺麗な男の人2人の友情でも恋愛でもなんでも、そういう系に弱くて、この映画私のツボにどハマりでしたわ。
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今じゃもう髭もじゃで犬と一緒に戦ってるイメージしかないキアヌ・リーブスがすごい爽やかイケメンで、さらに今は亡きリバー・フェニックスがBIGBANGのG-DRAGONみたいに、問題児だけどなんか可愛くて抱きしめたくなる。最高。
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マイクがスコットに告白するシーン、元々は2人は単純に親友という設定だったらしいけど、リバー・フェニックス本人が提案してマイクがスコットのことを好きって言う設定を入れたらしい。それを聞いてみるとあのシーンエモすぎ。
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俯いてボソボソと君のことが好きだって言うの可愛すぎかよ!抱きしめたい。
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最後の結末は、青春が終わっていく切なさもありながら、でも2人とも家族の元に帰っていったと思うと、最後に出るあの文字に心があったかくなる。
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まためちゃくちゃ好きな映画に出会ってしまった〜.
若きキアヌリーブスの魅力がたっぷり詰まった
奇跡のような作品。
単にLGBT映画と言うだけでなく、
家を飛び出し、仲間とつるみ、恋をし、
自分探しの旅に出て家に戻る。
と言う青春の全てが詰まってる。
全てを失ったリバーフェニックス、持ち物と靴まで失って、
恋した人と別々の道を選ぶけど、
二人とも自分のいるべき家に戻ると言うラストは
とびきり切なかった。
キアヌリーブス。セクシーでかっこ良すぎるけど、
罪作りな男だよ!
独特なトーンで描かれるヒリヒリするような苦い青春。世界の果てのようなポートランドの風景。こんなに退廃的で荒廃してるのかと。
マイノリティへの優しい視線とやや前衛的な映像センス。監督の原点かな。(静止画風ショットは笑う)
世界観を見る映画ですかね。
友人且つ恋愛関係、家族、腐敗した生活、病気などテーマは非常に重く、ガス・ヴァン・サント監督はそれを軽快にすることなく、重々しくそして生々しく描いている。持病があるゲイの主人公を演じきったリバー・フェニックスの演技は見事で、若々しいキアヌ・リーブスも映えていた。二人のファッションも現在の我々が見てもクールに思えた。
終始、主人公を見ていて切ない気持ちになる。ラストシーンに監督の手腕を感じた。
希望を感じさせる青空の下で、その果てしなさに絶望を覚えるような道がどこまでも続いている。その中心で「この道はどこまでも続く」と伝うマイクのモノローグは、明らかに救いのない展開を示唆しているようで、冒頭から観ているのが辛かった。気絶するように道端で眠ってしまうのを観てしまったら、なおさら。
この映画を単なる「青春映画」とカテゴライズするにはあまりに救いのない重苦しいストーリーだと思った。同性愛、近親相姦、ナルコプレシー、ドラッグ、売春、ホームレス…これでもかと普段目を逸らしてしまいがちな人間社会の側面が詰め込まれていて、不健全な若者たちを直視する恐ろしさを感じた。
端から出自や身分に差がありながらも、親友として時間を共にしてきたマイクとスコット。マイクはスコットへ「君が好きだ」と告げるも、スコットが「セックスはお金のためであり、お金のため以外で男同士が愛し合っちゃいけない」と言い放つシーンはとてもやるせない。その後もマイクの父親は実の兄であることがわかったり、母親を訪ねて来たローマにはもう母親はいないどころか、その農場の娘であるカルミラと恋に落ちたスコットは二人でアメリカへ帰ってしまうなど、マイクはどんどん孤独へ追いやられていく。
ポートランドへ戻ったマイクは、不良行為から足を洗ったスコットと再会する。葬儀のシーンで二人が交わす冷ややかな視線が痛い。いつでも市長の息子として真っ当な道に戻ることができたスコットと、終わりのない道を歩き続けるしかないマイク。二人の生きる道が全く違うものだと如実に表現されているシーンだった。スコットがあまりに身勝手で残酷な人間に思えたが、これがある意味ひとつの現実なのかもしれない。
最後は再びアイダホの道路のシーンで眠り込んでしまうマイク。スコットと過ごした時間は「道の途中」で起きたことであり、マイクの人生はこれからもどこかへ続いていくのである。一台の車が彼を乗せて走っていく。それがこの映画の唯一の救いなのかもしれない。