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宿無し犬 プロット 日本 05月02日 1964 上映
関東無宿 プロット 日本 11月23日 1963 上映
無宿者(1964) プロット 日本 08月08日 1964 上映
拳銃無宿 プロット アメリカ 09月01日 1949 上映
無宿者(1945) プロット アメリカ 01月01日 1900 上映
無宿のプロガンマン プロット イタリア・スペイン合作 07月26日 1967 上映
マンハッタン無宿評論(8)
ドン・シーゲル監督とクリント・イーストウッドが初めて組んだ1968年の作品。
イーストウッドにとっても凱旋後すぐの作品。
ストーリーは単純明快、シンプル。
アリゾナの保安官補、クーガン。
ずっと追ってきた殺人犯がNYで逮捕されたとの報せを受け、身柄引き取りに赴く。
が、待ち受けていた仲間の襲撃に遭い、逃げられてしまい…。
ハリー…じゃなかった、クーガンの怒り爆発!
己の信念を貫き通し、俺様スタイルで、徹底的に追い掛け、追い詰める!
マカロニ・ウエスタンで確立したアンチ・ヒーロー像を刑事アクションにそのまま活かした、これぞイーストウッドの為の役柄!
…しかし本作、難点や問題点も結構多い。
ジャンルは刑事アクションだが、派手なシーンは少なく、渋い刑事ドラマといった感じ。
派手な見せ場はクライマックスのバイク・チェイスくらいで、迫力と盛り上がりの肉弾戦や銃撃戦を期待すると肩透かしかも。
話はまるで、“カウボーイ保安官補、大都会へ行く”。
生まれて初めて大荒野から大都会へやって来たクーガン。
当然の如くカルチャー・ギャップ。
特に、都会の複雑な警察や司法のシステム。ただ身柄引き取りに来ただけなのに、あれやこれや…。
都会ってこんなに面倒臭ェのか…?
でも、一番の困ったちゃんなのが、このクーガン本人。
アリゾナでは職務中に女のベッドの中へ。
NYでも保護観察官の女性や殺人犯の元恋人など、見境無く口説きまくり。
女性関係色々あったイーストウッドそのもの…?
面倒臭ェ都会のシステムにイライラするのは充分分かる。
でもだからと言って法を無視し命令を無視し、独断と勝手に殺人犯を引き取り、その挙げ句逃げられてしまうなんて、冗談では済まされない!
なのに一切謝るどころか反省の色もナシ、俺の邪魔をする方が悪いとばかりにこれまた好き勝手やり放題。
確かにあの警部補も頭は固いが、突然やって来たよそ者にしっちゃかめっちゃか荒らされて、そりゃあ怒り心頭もするわな…。
ハリーも俺様暴力捜査だが、その矛先は常に悪人に向けられ、クーガンみたいに誰彼構わず手を出しはしなかった筈。
さながら、“ダーティクーガン”。
で、最後はやはり俺様のやり方が正しかったとばかりに殺人犯を捕まえ、警部補らと分かり合い、晴れて任務を全う。
…って、いやいや、『96時間』級にあまりにも都合良すぎるぞ!
確かにクーガンはカッコイイが、と同時にその傍若無人ぶりに見ててイラッとも…。
シーゲルの職人手腕、イーストウッドの漢の魅力、ラロ・シフリンのリズミカルな音楽、娯楽B級作品だが、
これが現実だったら、大失態どころか大問題大不祥事!
まあでも、これがあったから『ダーティハリー』が誕生したと思うと、運命的な貴重な一作。
『ダーティー・ハリー』の前振りのような作品だが、その品質を下げた劣化版のような内容でたいしたものではなかった。
粗い・緩い登場人物と物語と演出が目立った。主人公は組織の規範は無視するし、捜査というには適当なのだがそれでも犯人に迫れてしまう。何かと振る舞いの雑な主人公は直情的に行動し暴力も振るうのが、ハリー・キャラハンのような凄さというより馬鹿っぽさが先に来て魅力を感じない。ヒッピー文化を引きずったこの時代らしい出鱈目な人々と社会が反映されているが、作品ほうもそれ相応の水準にすぎない。
クリント・イーストウッドが若くて良い男でしたね。
ナバホインディアン出身のような悪人を逮捕して、
マンハッタンの23分署に連れて来たまでは良かったのですが、
仲間に襲われて逃げられてしまう。
共演のスーザンクラークさん、綺麗なんですがクリント・イーストウッドとのラブシーンが頂けない。
雰囲気が全く出ておりませんので、星3っつになりました。
ダーティーハリーは1作品しかみたことないので、
これがそのシリーズの原点!と言われてもあまりパッとこなかったのですが
刑事の縄張りとかでうまいこと捜査できなかったり怒られたり、
現代にも通じる部分があるな~と見ていました
途中出てくる薬の温床のクラブシーンの曲が気になった
愛は内股のオレンジの皮がどうたら~とかいう歌詞で余計気になった…
劇中歌が印象に残る映画は少ないので、けっこうおもしろかった
昔はカーボーイスタイルって田舎者とか時代遅れとか笑われてたのでしょうか?
その割にはこの主人公は女性にもててたから感覚がよくわからん…