50% 想看,共 116
評論 | 分享
夏物語(1996) プロット フランス 05月13日 2022 上映
プロヴァンス物語 マルセルの夏 プロット フランス 08月04日 2018 上映
ダウンタウン物語 プロット イギリス 01月15日 1977 上映
アフリカ物語 プロット 日本 07月19日 1980 上映
アラスカ物語 プロット 日本 01月22日 1977 上映
タスマニア物語 プロット 日本 07月21日 1990 上映
夏物語評論(2)
そんな号泣する程ではなかった。
アイリスを観たあとだったから、また知り合いなのに知らないって言わなきゃならない
パターンだよってちょっと面白くなっちゃって。
冷たいかしら?
老いた役もビョンホンがやってたけど、
あまりにも腕が逞しくてカッコよすぎです。
自分に自信たっぷりな役柄が可愛い♡
今作のお目当ては
『わたしは遠いところに』(08)で
ポストカードを見惚れるほどファンになったスエさん目当て❤
絶対に女性だらけだ!と覚悟して行き、
案の定、男性客は私を含めて2人しかいなかったのですが、
韓国映画を好きになって以来、もうすっかりその光景には、
慣れましたので、まるで女性客のように馴染みきって上映開始を待ちました♪
★彡 ★彡
うわぁ・・・・・
ここまで泣いたの、いつ以来だろ.
クライマックスなんて、唇を震わせて泣いて、
エンドロール中も涙が、止まらなくて、客電
点灯してからも、しばらく席を立てなかったよ・・・・・
※心に沁みこんだセリフ
〈 今度会うときは、わたしの手を離さないで 〉
〈 2人の暗号。わたしは元気でやっているよ 〉
「DVDだと、ここまで泣けないけど、
大きなスクリーンだと何回見ても泣いてしまう」
これ私の隣に座っていたおばさまがハンカチで涙を
拭きながら口にされていた言葉。わたし、迂闊にも
ハンカチを持ってくるのを忘れていまして、袖口で
涙を拭いていたのですが、袖口の色が涙で変わってしまうほどでした。
客電が点灯してからも
ヒックヒックしていまして、
なんとか立ち上がりうしろを
振り返ったところ眼を疑う光景が。
なんと、ほとんど誰一人として席を立っていない!
しかも、みなさんハンカチで目元を拭いているか目が真っ赤!!
中には、白いハンカチを広げて顔を覆っている方もいらっしゃいました!!!
劇場を出るとき、あまりにも泣きすぎて、
おもわず階段を、踏み外してしまうところでした。
◇ ◇
1960年代末の韓国を舞台にした作品。
朝鮮半島では北朝鮮との関係。
韓国国内では独裁政権打破で、内患外憂。
大学での学生運動もさかんで、混乱を極めた時代でした。
そんな時代背景の中
してしまった禁断の恋。
悲恋が、今作の中では描かれています。
南北戦争がなければ、
普通に男女として幸せな生活が送れたはず。
しかし、彼女の父親は
アカと、レッテルを貼られ、
村人からも、本音の部分では疎外をされている。
そんな、彼女に
惹かれてしまう、
イ・ビョンホン演ずる男性。
学生時代、
60代の教授時代を
シンクロさせながら
ストーリーは進んでいくのですが、
お互いの息の詰まるような深い恋心に、
相手を愛しぬき想うからこそ選択をした行動に、
当人同士にはなんの責任もなく、時代の被害者の
ようなものだと思ってしまうと、かわいそうで、、
かわいそうで、涙なしには見ることができませんでした。
◇ ◇
スエさん。
イ・ビョンホンさん。
お二人とも押しも受けも演技が抜群。
・林の中
・駅の中
・警察の中
イ・ビョンホンさんの演技を受けての
スエさんが魅せる瞬時の表情の変化は
とても演技には見えませんでした。
涙を見せる表情でも、
涙の中に、悲しさだけでなく、
彼の幸せな姿を想像する明るさを
表現しているシーンもあり涙のバリエーションが豊か。
さすが、韓国で
“涙の女王”と呼ばれているだけのことがあります。
★彡 ★彡
イ・ビョンホンさん、スエさん。
このお二人でなければ成立しない
作品と言っても過言ではないでしょう。
それほどまでに息のあった
悲しすぎるカップルでございました。
時代の波に
翻弄された
あの夏の2人。
ラストで、それでも
2人は幸せだったのだと
救われた気になりました。
あの戦争さえなければ・・・。
思い出し涙を誘う作品、
もちろん5点満点です!!!!!