プロット
アメリカ
04月26日 上映
プロット
日本
04月26日 上映
プロット
日本
03月01日 上映
プロット
アメリカ・フランス合作
02月23日 上映
プロット
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04月19日 上映
プロット
韓国
02月23日 上映
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ウクライナ
03月29日 上映
プロット
スウェーデン・ノルウェー合作
04月05日 上映
プロット
アメリカ
04月05日 上映
プロット
日本
03月29日 上映
プロット
フランス
03月15日 上映
プロット
イタリア・フランス・ドイツ合作
04月26日 上映
剣鬼評論(2)
複雑な出生、犬と人間の間に産まれたとの噂から、蔑まされて育った斑平。
やがて、花造りの腕と馬並みの俊足が買われ、登城。
出会った初老の浪人に魅せられ、剣の腕も磨いていく。
そんな斑平に、隠密としての密命が…。
馬を追い抜かさんと失踪するシーンがユニーク。市川雷蔵は相当ランニングの練習したとか。
美しい花園、市川雷蔵の見事な剣さばき、哀切と正攻法の三隅研次の演出も安定。
ある男の数奇な剣の道は“剣”三部作の『斬る』に通じるものがある。
が、“剣”三部作の中では比較的印象薄かったかな、と。
大好きな映画で私の中では殿堂入りの作品。
市川雷蔵演じる犬と人間の間に生まれた斑平は、居合抜きの達人に剣を仕込まれ刺客に仕立てられていく一方、花を愛し渓谷を花畑にしていく。
斑平は、和製ヴァンパイヤだと思った。
最後の場面で、追手を次々倒し息も絶え絶えのはずの斑平の姿はどこにも見あたらない。
彼はきっと身勝手な人間に愛想を尽かし、人間の姿を捨てて花畑のどこかに隠れてしまったのだろう。