里見八犬伝（1983）

28年の歳月を持って滝沢馬琴が創作した日本の古典ファンタジー。
リメイクで世界に誇れる映画を期待したい。
第一、抜けば玉散る宝刀《村雨丸》が出てこないなんてありえないっしょ。
鑑賞日：02月01日

ひどい映画でした｡ 非常に冗長で､ 退屈なシーンの連続でした｡ 妖怪と戦うはなしなので､ ホラー要素も有り､ 多少の見どころもありました｡ しかし､ 全体で見ると無駄で無意味な場面が多すぎるため､ 到底 評価できません｡

私の中で、今更シリーズ。(^w^)

でも全然古さを感じなくて、
見応えあって、メチャクチャ面白かった☆

薬師丸ひろ子、可愛い♪(*^-^*)
真田広之も、格好良かったぁ～♪(*^^*)

30年ぶりに観た．話も音楽もたいがいなのに映画としては観られるどころか面白いと言えなくないところが深作マジック＋JAC黄金期の恩恵か．薬師丸ひろ子がスタント無しで乗馬アクションこなしてたりとか今観るとなにげにスゴイ．

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デジタル・リマスター版DVDで3回目の鑑賞。

原典、原作共に未読です。

滝沢馬琴の名作「南総里見八犬伝」をベースに、本作の脚本も担当した鎌田敏夫がカドカワノベルズで書き下ろし刊行した「新・里見八犬伝」が原作。おそらく映画化前提。まさしく、「読んでから見るか、見てから読むか」(笑)
BOOK・OFFに売っていた原作をパラパラ程度で読んだことがありますが、お色気シーン満載でした(笑)　静姫があられもない感じでしたが、映画版ではその役回りは夏木マリが演じる玉梓のものとなっていて…うむむ、残念(笑)　まぁ、入浴シーンと濡れ場が用意されていたから、いいけど(笑)

それはさておき、当時ノリにノリまくっていた角川映画。
その全盛期に製作された娯楽アクション時代劇超大作。
里見家への復讐のために蘇った玉梓率いる妖怪軍団と、静姫の下に集結した八犬士の壮絶な戦いをふんだんなアクションと迫力の特撮で描いており、これが結構胸熱なのです！
クライマックスの玉梓軍団との大決戦では、集団抗争時代劇の系譜が感じられて、とても観応えがありました。
激しい戦いの中で、えげつなく短いスパンでもって次々と命を落としていく八犬士たち…(笑)　多勢に無勢な感じの戦況が、否応無しに興奮を高めてくれました。

ラスト、静姫と親兵衛は共に手を取り合って、変な洋楽をバックに馬で遥か彼方へと駆けて行きました…。はぁ!?　それでええんか、お前たち!?(笑)　里見家再興のために戦った八犬士の死の意味は!?　―とツッコミたくなりましたが、本人たちが「行け！　行くのだ！」って言ってるから、大丈夫なのかも…(笑)　もう1回言うけど、ホンマにええんか!?(笑)

【余談】
改めて観て思ったこと―。
親兵衛の腕の紋章が消えたのは、正義に目覚めたからじゃなくて、皮膚を張り替えられたからなんじゃないの？(笑)

※追記(2019/08/10)
いやぁ、面白いのよ(笑)　どれだけトンデモで、どれだけツッコミどころが多くても、面白いものは面白い！　随所で「金掛かってんなぁ…」と感心できるし、今となってはショボく感じるところもそれはそれでいい味になってる…。気づかされたぜ…。この映画、やっぱり好きだ！(笑)

※鑑賞記録
2019/08/10：4K Ultra HD Blu-ray(4回目)
2019/11/16：4K Ultra HD Blu-ray