トラック野郎 御意見無用

今の映画にはない良さが、ここにある
自分が50歳だからか
昭和時代に許されたお色気と
わかりやすい人情ストーリー
最後まであっと言う間でした
なんだか良い気持ちになります

鈴木則文という監督の名前を知っている人は本のひとにぎりだと思いますが隠れた名監督だと思います。
この作品はギャグのなかに人生の深みが織り込まれていて名作だと言えます。
私はこの作品をみて鈴木則文監督に興味をもちました。そしてレンタルビデオで探しまくって見まくりました。この人は本当にやっつけで数多くの映画をバンバン作っています。それだけに外れが多いのですが、もしじっくり造るタイプの人だったら黒澤さんなみに有名になっていてと思います。

懐かしい。映画の出来不出来はさておき、日本中旅するようで楽しい。
良くも悪くも、こういう映画はもう撮れない（撮らない）だろう。

でも、何気に面白い❗

良い時代だなあ～

松竹の『男はつらいよ』シリーズが［純文学］だとすれば、東映の『トラック野郎』シリーズは［ギャグ漫画］かと思えるほど大きな差があった。
両シリーズとも主人公がマドンナに片思いをし、失恋を繰り返すのが毎度のパターンであったが、『トラック野郎』には下品な下ネタと殴り合いの喧嘩と派手なカーアクションが付き物であり、良識派の友人からは低俗・俗悪のレッテルを貼られようが、自分にとってはそれまでの人生で見たこともない非常に刺激的なコメディでしたね。
俺の一番星は今も夜空のどこかで、燦然と輝いていることだろう。
昭和のＢ級プログラムピクチャーの雄・鈴木則文監督のご冥福を祈ります。