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03月15日 上映
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04月27日 上映
眠狂四郎殺法帖評論(8)
玉緒さんと義兄若山先生の競演。
次作「勝負」のほうが断然面白い。
突っ込みどころ満載な脚本ですが、そんなことを問題にするような映画ではありません
面白ければすべて良し、許されるんです
市川雷蔵の眠狂四郎の頭髪は茶髪に目がいって仕方ありません
もしかして日本で最初に茶髪にした男優かも!?
劇画の世界そのままです
それもケン月影のようなエロ劇画です
中村玉緒が市川雷蔵の眠狂四郎に迫るシーンは、そのいけないエロ劇画を超ひさびさに思い出しました
難しい話は全て忘れてスカッとしたい
それななら本作です
宙に円月を描けば、鮮血一条!
台詞回しも最高です
スーパーヒーロー好きなら絶対はまります
というかスーパーヒーローのかっこいい台詞回しは本作由来かもしれません
市川雷蔵がとにかくかっこいいという評判なのでワクワクして見たら、あまり魅力を感じなかった。敵の若山富三郎が少林寺拳法の使い手というのだけど、素手対刀はひどすぎる。それに少林寺拳法もそれほど表現されていなくて、さらに、格闘家としてまったく節制してなさそうな体形で、先日のRIZINで明らかに調整不足だったランペイジ・ジャクソンを思いだした。話は込み入っていて、中断して翌日続きを見たせいかよく分からなかった。
いきなり伊賀者に闇討ちされそうになる狂四郎。そこへ陳孫からの付文を受け取る。前田藩の殿様・前田斉泰は銭屋五兵衛の片腕である少林寺拳法の使い手である陳孫を葬り去りたかったため、眠狂四郎を味方につけたかったのだ。斬り捨てた後にはその狂四郎をも殺す算段だったのだ。
千佐が頼みにくると、報酬はお前の体だと言うが、その代わりにと100両を渡すとあっさり引き受けることにした。さすがスケベな狂四郎だ。死んだと思われていた銭屋五兵衛が生きていて、陳孫に千佐を浚わせる。そして、前田藩の密貿易の証拠の文書をめぐって、狂四郎は前田斉泰に直接談判する。斉泰にとって密貿易が幕府にばれたら藩の取つぶしとなるため必死だ。やがて銭五と陳孫は加賀の国へ。前田斉泰も参勤交代で加賀へと向かう。
銭五は奪われた財宝を取り戻すため、隠した文書を取り戻すが、狂四郎の取り巻きが得意のスリで奪い、狂四郎に渡す。そして、千佐の生い立ちの秘密・・・彼女は前田斉泰が遊女に産ませた子だったのだ。そして、生かせておくことを条件に斉泰に直談判。ホッとしたのも束の間、五兵衛によって千佐の母親が殺されていて、千佐も五兵衛によって殺された。さらにクライマックスえは陳孫との対決。勝負は狂四郎のものだったが、相手を殺さずに、密貿易の件から手を引くよう約束させた。砂丘での円月殺法vs少林寺拳法だったが、これは内灘ロケなのかどうか気になるところ・・・まずないが・・・