アラスカ 小さな冒険者たち
プロット
アメリカ
01月01日 1900 上映
リトル・シンドバッド 小さな冒険者たち
プロット
日本
07月20日 1991 上映
冒険者(1970)
プロット
アメリカ
11月21日 1970 上映
ドリフターズですよ! 冒険・冒険また冒険
プロット
日本
09月21日 1968 上映
冒険者たち ガンバと7匹のなかま
プロット
日本
03月04日 1984 上映
勇者ストーカーの冒険
プロット
アメリカ
09月12日 1987 上映
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冒険者たち(1967)評論(13)
アラン・ドロンの新たな一面を見たような気がした。三者三様、魅力的。古い映画とは思えない新鮮さですぐに映画の世界に引き込まれていった。水葬するシーンは幻想的で哀しみが沈みゆく海と同じように深まっていく。 アラン・ドロンのラストのセリフと美しい死に顔がたまらなく良かった。
細かいけど、日本料理や日本語ポスター「ながれる歌」から日本びいきも見てとれる。
少しは人生経験を重ねて世事人情に通じた中年の男、己の野心へ一直線に猛進する若者、自らも夢を求めつつ彼らを優しく包容する女、この絶妙な組合せは、本作の2年後、『明日に向かって撃て!』でも踏襲され、寧ろ邦画で多くのオマージュ作品を作られたパターンですが、全て本作が起源です。
やはり、それはジョアンナ・シムカス演じるレティシアの、愛くるしい温雅な存在感に起因します。
若者の夢と野望を追い求める直向きさ純粋さ、そしてそれが挫折した後の空虚感と脱力感。でも青春は常に新たな冒険を見出し全力疾走する、若さゆえのその不屈の勇猛心と果断さ。そこに立ちはだかり阻害する邪な大人たちを撥ね退け、一途に突進するその逞しく美しい若者像には、遥か遠い過去に失ってしまった覇気と膂力への憧憬を心から感じます。
エッフェル塔を目指すパリ市街のスリリングな俯瞰映像、熱帯の太陽に眩く照り映える海の美しさ、そして不安と緊張によるトランス感を高める要塞島廃墟、印象的な情景が数多いのも本作の魅力ですが、何よりレティシアが滄溟の海中に沈んでいくシーンの、モノトーンの蒼い陽光に包まれた凄絶なまでの壮美は、いつまでも記憶に残ります。
男女3人の奇妙で微笑ましい友情と愛情、心地良いその関係が呆気なく破綻した後、夢に辿り着いたにも関わらず二人の男に去来する虚しさと遣る瀬無さは、レティシアの沈むシーンが強烈に効いて大いに共感させます。
本作を彩る、今一つの大きな要素は、口笛で奏でられる、いみじくも「レティシア」と命名されたテーマ曲でしょう。あの哀愁に満ちつつもリズミカルで流麗な旋律は、青春のロマンを感じさせつつ、切なく儚い本作のラストを想起させ、今聞いても胸が熱くなります。
美女はなぜそちらを選ぶのか?とか、あの卑怯者はなぜイケメンをかばった?とか不可解なこと多し。最大の謎はイケメンは妻帯者?あの同棲女は?
私の中ではこれは名作と呼ぶには値しなかった。
この3人が噂で聞いたコンゴの海に沈んだ宝を探しに行って、あったー、バンザーイ。と思ったけどそうじゃなく。
出会い⇒宝探し⇒侵入者⇒女性の故郷へ。これがどうもいまいち盛り上がらず淡々と進むなあと、船に揺られた気分で観てました。
後半になるとやっと話が動き出しました。
「女性の語った夢は、こういくことか」など、お!と思うところも出てきました。
終盤は女性の甥っ子も登場して二人と絡んできて、めでたしめでたし。じゃなかったです。
あんなにゆったりしたストーリーだったのに、終わり近くでガラッと変っていくのに、びっくり。
そして切ないラスト。「マジかー」。
ゆったりした話の流れだったけど、不思議と眠くはなかったです。