ジョンストン・マッカリーの大衆小説の主人公ゾロを映画化したアクション作品。かつてダグラス・フェアバンクス・シニアやアラン・ドロンが演じた伝説のヒーローをアントニオ・バンデラスが演じる。監督は「ゴールデンアイ」のマーティン・キャンベル。脚本は「アラジン」を手がけたテッド・エリオットとテリー・ロッシオ。製作は「マネートレイン」のダグ・クレイボーンと「激流」のデイヴィッド・フォスター。製作総指揮はローリー・マクドナルド、ウォルター・F・パークス、「プライベート・ライアン」のスティーヴン・スピルバーグ。撮影はキャンベルの長編映画全作品を手がけてきたフィル・メヒュー。音楽は「タイタニック」でアカデミー賞を受賞したジェームズ・ホーナー。美術のセシリア・モンティエルと衣裳のグラシエラ・マソンは「フロム・ダスク・ティル・ドーン」「デスペラード」を手がけた。出演は「デスペラード」「エビータ」のアントニオ・バンデラス、「羊たちの沈黙」「アミスタッド」のアンソニー・ホプキンズほか。
マスク・オブ・ゾロ評論(10)
派手に格好良く、時々滑稽にゾロが活躍する。活劇があり恋もあり、昔の日本の時代劇のような単純なお決まりの展開ながらも、お約束の娯楽としてはこれでいい。美術や衣装も凝っているし大量動員だしで金がかかっているのがわかるし贅沢。スペイン人役の主人公のスペイン人アントニオ・バンデラスははまり役で、アンソニー・ホプキンスとキャサリン・ゼタ=ジョーンズも出演していて豪華。
ゾロが年の割に人間離れした様な身のこなしで次々と悪を一掃するのがたまらなくカッコイイ!
BGMもノリノリ!ジョークもしっかり盛り込まれていて…
一直線にカッコイイを満喫できる映画でした。
複雑なのとかエロいのを好む人はイマイチと思うかもしれませんが、この作品は単純明快にスカッと出来て楽しいと思う!
子供が見ても楽しめると思う!
まさかこのおじさんがゾロ!?って思ったけど良かったちゃんと若々しい人になって
基本的にゾロは強くて正義感があるだけじゃなくて、戦う知恵がすごくある
どんどん強くなって行くところも、見てて冷や冷やしつつ安心できるところも、カッコよかった
途中のエレナとの戦闘シーンよかった!!
キャプテン?的な人が地味にめっちゃオシャレ!!
ヒョウ柄とか、ハートの金具とか
細かい!
バンデラスがゾロとして活躍。カッコ良さとコミカルさが同居するいい男。どちらのゾロもモンテロに正体がバレバレというのも面白い。
『マスク・オブ・ゾロ』
王道のヒーロー活劇!
単純明快なストーリー、勧善懲悪、テンポのいいアクション、華麗なる剣さばき、ユーモア、ロマンス、泣かせの要素も。
ジェームズ・ホーナーの音楽も非常にリズミカル。
気軽に楽しめる娯楽作。
古典活劇ヒーローが鮮やかに蘇った。
やはりそれは、アントニオ・バンデラスの魅力によるものが大きい。
バンデラスのラテンの雰囲気が、このゾロにピタリとハマった。
セクシーで、熱く、コミカルで、人間味もたっぷり。
やはりバンデラスの最高のハマり役だね。
アンソニー・ホプキンスも初代ゾロを楽しそうに演じている。
本作、初代ホプキンスと2代目バンデラスの2世代のドラマになってるのも面白い。
後継者に選ばれ、ジャッキー映画ばりの修行。師弟関係。
妻を殺され、娘を奪われたディエゴ。
兄を殺されたアレハンドロ。
それぞれの復讐劇も相乗してゆく。
バンデラス主演で作られたのは2作。
次、ゾロのマスクを着けるのは…?
同じラテン俳優ガエル・ガルシア・ベルナル主演でリブート企画があるようだが、近未来になるとか。
近未来って…。