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ニードフル・シングス プロット アメリカ 05月14日 1994 上映
グッド・ワイフ プロット メキシコ 07月10日 2020 上映
グッド・ボーイズ プロット アメリカ 06月12日 2020 上映
グッド・シェパード プロット アメリカ 10月20日 2007 上映
ノー・エスケイプ プロット アメリカ 02月25日 1995 上映
グッド・ガール プロット アメリカ・オランダ・ドイツ合作 04月17日 2004 上映
ノー・グッド・シングス評論(3)
名優サミュエルLジャクソンが主演を務めるサスペンス。サミュエルも勿論ですが、ヒロインの妖艶さと悪女っぷりが秀逸です。
ただ物足りなさを強く感じ評価は低めです。
刑事を拉致したけど「殺さない」という前提で話が進み緊迫感に欠けてしまったことが、評価を下げた要因です。
また犯罪チームの力不足も感じます。信心深い老夫婦、切れやすい若者、銀行の内部協力者、自分が「切れ者」と信じて疑わないリーダー、そして悪女。コメディなら割りと楽しめるチームですが、映画自体はシリアス。少しアンマッチに感じました。
主人公が偶然訪れることになった家が強盗団一味の隠れ家だったところから話は始まる。
主人公が椅子に拘束されて物理的に動けない状態となることと、エリンが逃げたらひどい目にあわされることを経験上知っていることから心理的に拘束状態にある二人がひと時を過ごすことになるところにドラマが生まれる。
彼女は本来ならある程度の腕前のクラシックピアノを弾く裕福な人生を送ってきたことをうかがわせるピアノを披露する場面が出てくる。それに合わせてチェロを弾く主人公。二人の気持ちがお互いに交差するところが本編のクライマックス。女性から見るとエリンはルックスから男が自然と寄ってくるタイプでそれを利用しながら生きてきたが、それゆえに自分が本当にしたいことができない、男に自分が嫌なことも強制させらて来た人生だったんだろう。最後、エリンは主人公に見逃してほしいと頼むが主人公は葛藤の末、彼女の逮捕を地元の警察に依頼する。なんとも悲しい結末。このほろ苦さがいい。
レビューを見るとサミュエルとミラに別の映画のキャラを重ねている人が多数見受けられるが、この映画はそれらの映画の関連作品ではないのだから違うキャラで当たり前。この映画の評価が低いことが残念。