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相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿評論(20)
「相棒」スピンオフ映画シリーズ第1作。
DVDで鑑賞。
原作(ハセベバクシンオー「相棒シリーズ 鑑識・米沢の事件簿 〜幻の女房〜」)は既読です。
“名前が同じで、顔も瓜二つの元妻”と云う要素が結び付けた警視庁鑑識課の米沢守と千束署刑事課の相原刑事がコンビを組み、警察組織の抱える闇が絡んだ殺人事件の真相に迫る!
米沢さんを主役にしたスピンオフ映画を製作すると知ったときは、めちゃくちゃ歓喜しました。ついに「相棒」も「踊る大捜査線」みたいになるんだなぁ、と…。
テレビシリーズで何度か言及されていた米沢さんの別れた女房のエピソードを膨らませた原作を読み、映画館には行けなかったけれど、準備万端でDVD発売を心待ちにしていました。
観て一言。映画としてではなく、スペシャルドラマで放送した方が良かったんじゃないかなと思いました。原作を読んだ時に感じていたことですが、ストーリーに映画的な迫力は皆無ですし、大画面でやる意味は全く無いなぁ、と…。
原作からの犯人変えは驚きましたが…。
米沢さんのプライベートが掘り下げられているのがとても興味深くて面白かったです。自宅が初登場し、ドラマでは描かれたことの無い私生活を垣間見ることが出来ました。予想以上にオタク度が高い部屋に共感を覚えました(笑)
雑誌の付録の鑑識セットで指紋検出しちゃうなんてすごい! てかその付録自体もすごい…(笑) それに、弾き語りの路上ライブまでしていたなんて! カッコいいじゃん!
いやはや多彩ですなぁ…。
相原刑事とのコンビぶりもいい感じ。別れた女房と云う共通点はあるものの、はじめから関係が良好とは言い難く…。ですが、互いに反発しながらも「ただ真実が知りたい」と云う信念の部分では確かに繋がっていて、事件を追う中で認め合い、強い信頼で結ばれた瞬間にグッと来ました…。
――
杉下右京と亀山薫をはじめとした「相棒」キャラクター総登場で米沢さんと相原刑事の活躍をサポートしました。花の里での決意表明―「これは、私の事件(ヤマ)ですから」に感動しました。ついつい特命係の力を借りたくなるところをグッと堪えて、自らの相棒と共に事件を解決しようとする姿が男らしかったです。いつもより凛々しく感じられました。
※リライト(2021/01/06)
※鑑賞記録
2010/12/26:日曜洋画劇場特別企画(2回目)
2012/08/19:日曜洋画劇場特別企画
2013/06/02:日曜洋画劇場特別企画
2014/10/12:日曜洋画劇場特別企画
人柄の良さで捜査を進める米沢守。
女性に去られた男の悲哀も滲ませ,
見た目は地味でも味がある彼の,
愛すべきキャラクターとしての魅力が全開でした。
事件の真相はよくあるもの。
締めの台詞がお後よろしくても,
スローテンポのドラマは盛り上がりに欠け,
大画面を活かしたダイナミズムも無いし,
映画にする必要性が感じられなくても,
米沢守の人物像に深みを与える事件簿は,
「相棒」シリーズの番外編としての価値は十分!
▲ エンドクレジット明けに,おまけ映像があります。
お見逃し無く!(宣伝やけど。。)
熱心なファンでは無いですが、シリーズ屈指の完成度だと思います。米沢守に興味は無くても、推理物として見事にハマってしまいました。天下り批判の内容じたい、新自由主義全盛の現在では作れそうにありませんが、天下り批判そのものを逆手に取ったシナリオは見事でした。萩原聖人の面倒くさそうな印象の外見も役にマッチしていました。特命係の二人となかなか話せず、最後に少しだけ話すのもダラダラせずキレがあって良かったです。路上演奏のシーンは要るのかという感じですが、エレカシのED曲は良くないと思います。
話は喜怒哀楽いろいろあるし、どんでん返しもあって面白かった。
米沢と萩原聖人演じる刑事が、ある殺人事件を追う。
米沢を主人公にしたユニークさは買うが、スケールもストーリーもオチも本家には及ばす。しょうがないというか当然というか…。
それどころか、「相棒」のTVスペシャルの「バベルの塔」や「双頭の鷲」等にも及ばす。
米沢の役柄同様、脇役作品といった感じ。
来年公開される伊丹を主人公にしたスピンオフの新作に期待したい。