「ミルク」「グッド・ウィル・ハンティング
旅立ち」のガス・バン・サント監督が、死にとらわれた若者たちの愛と再生を描いた青春映画。交通事故で両親を亡くし臨死体験をした少年イーノックは、それ以来、自分だけに見える死の世界から来た青年ヒロシを話し相手に生きてきた。そんなある日、イーノックは難病で余命3カ月を宣告された少女アナベルと出会い、ヒロシが見守る中、残された時間を過ごす2人は輝きを取り戻していくが……。主演は故デニス・ホッパーの息子ヘンリー・ホッパー。相手役のアナベルは「アリス・イン・ワンダーランド」のミア・ワシコウスカが務め、主人公のただ1人の友人ヒロシ役で加瀬亮が出演する。
永遠の僕たち評論(20)
最初はチープな感じがしました。
でも最終的にはそれすらも愛しい映画でした。
まるで童話の中を冒険する子供のように死ぬ前に好奇心を一つずつ実行する姿。悲しいけれど彼らは笑顔で、彼らなりに死と向き合ってました。
でもそれらは難しい理屈抜きで「満足のいく死に方」で括られ。残された者も前を向ける死に方でした。
加瀬亮演じるヒロシが私には悲しくて悲しくて……でも海外の目からの戦争と日本が垣間見れた感じです。
エンドロールには心が洗われるってこういうんだろうな……と思いながらポロポロと涙することができました
私は、この映画好きです。
きっとこれはいい映画です。
G・V・サントの作品で幸先の良いスタートを切ってこれからが楽しみな役者になると思いきや!?
M・ワシコウスカのキュートな魅力が溢れているし二人の関係性も観ていて楽しい。
あまり悲観的な演出はせずにラストもあっさりと台詞ではなく二人の思い出の映像を流す所が良い。
フォーラム仙台?チネ・ラヴィータ?にて鑑賞。
アナベルは強いね、強いよ。
強い人間に惹かれて弱い人間が成長するストーリーかな。
でもイーノックの辛さもわかるわけですよ。
両親にお別れを言えないまま遺されるって辛い。
アナベルは強い子だけど、
イーノックが愛する人のために何かしたいってすごく伝わる。
いい子だ。
とってもいい子だ。
ヒロシがアナベルについていてくれればイーノックも心配ない。
ヒロシはそのためにイーノックと親友になったのかと思うほどだった。
死がテーマであるわりには重くなく、こんなふうに受け入れられたら良いだろうなと思わせてくれる。中性的な魅力のミアと少年の初さ危うさが魅力なヘンリー・ホッパー、それに日本の加瀬亮、瑞々しい3人が魅せてくれる素敵な物語。
”夕日が沈むと死ぬ”と
思い込んでる鳥がいるの
だから朝になると
目覚めた驚きでー
美しい声で歌うんだって
このセリフはとても素敵。
特攻隊員の加瀬亮さんが幽霊なんだけど心の友
いい感じで存在してる
アメリカ人から見た特攻隊員って
敵視されてるってわけじゃないのかな
原題:Restless
ダサい邦題撲滅委員会に報告