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プロット
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プロット
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プロット
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プロット
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5 FEARS ファイブ・フィアーズ評論(3)
近年、「V/H/S/シンドローム」から始まったVHSシリーズや、「ABC・オブ・デス」シリーズなどのオムニバス形式のホラーが多くなってきました。まだ万人にウケるような作品は登場していませんが、POV形式のホラーに続いて流行っていくのでしょうか。
本作も、一作品ごとに監督は異なります。タイトルは、「SEE」や「TOUCH」などの「五感」にしっかりと沿ったタイトルになっていました。
「LISTEN」という作品はPOVですが、その他の作品は通常の撮影方法です。短編という限られた時間でのストーリーでも、なかなかハラハラさせてくれるものがあり、期待以上でした。
特に、盲目の主人公と潔癖症の男の攻防を描いた「TOUCH」は見ごたえがありました。触ることしかできない主人公と、触られることを嫌う殺人鬼という設定が好きです。
作品によってつまらないものもありますが、(POVのは面白くないです。)全体的にスプラッタ度が強く、過激さゆえに笑えることもあるので、グロに耐性がある人はなかなか楽しめると思います。
オムニバス形式のホラーは観たことがない方にもオススメできます。VHSシリーズほど悪趣味で意味不明でもないですし、ABCシリーズよりはマニアックすぎないので、これくらいが丁度良いかと思います。
たまにもう一度観返したくなるような、そんな作品です。
自宅にて鑑賞。原題"Chilling Visions: 5 Senses of Fear"。五感をテーマに短く纏められたオムニバス作。①SMELL→②SEE→③TOUCH→④TASTE→⑤LISTENの順で展開し、ブリッジとなるエピソードは存在せず、敢えて云うと登場するキャラクターがその役割を担う。ユニークな作りだが、各話は物足りず(①・②・⑤は辛うじて単独の物語として成立するレベル)、ゴア描写も控え目。エピソードが進むにつれ、或る仕掛けに気付かされるが、全体として圧倒的に何かが足らない。50/100点。
・コメディタッチの①、唯一のPOVである⑤辺りはそれなりに観れるが、いかにも女性監督らしいソフトフォーカスを多用した画面の③は、急ぎ過ぎた弱いラストが全てを台無しにしている──展開や設定が魅力的だっただけに残念である。②は展開にやや難があるものの、ラストを含め最も印象深い。各話が結び付く種明かし的な④はもう少し長い尺で観てみたかった。
・オープニングを含めた各話のタイトル画面は僅か三日間、各話はそれぞれ四日以内に撮影されたと云う。中でも①は、ハリケーン・サンディが接近し、多数の周辺住民が避難したコネチカット州のホテル内で停電を繰り返す中、多くのカットを撮影したらしい。
・鑑賞日:2016年3月31日(木)
そんな当たり前の存在をあえてテーマにするから面白いのだろう。
しかもオムニバスときた。本来のオムニバス形式の作品で楽しめる監督の個性を実感できるということに加え、五感ごとに用意されている恐怖も味わえるとは。…と、鑑賞前にハードルを上げ過ぎてしまったが、しっくりくる面白い作品たちだった。
グロさが濃いのは毎度のことだが、ただ単にグロい殺戮映像を見せられて訳が分からぬまま次の話へいってしまうこともなく、それぞれの話に一本筋が通っており、限られた時間の中でテンポよく進んでいる。
また、オムニバスは悲惨なラストが多いが、それは本作でも同様だ。その中でも安心できるラストを迎える作品もあり、どこか新鮮だった。
特別面白い訳ではないが、興味のある人はどうぞ。