「ワイルド・スピード」シリーズのタイリース・ギブソンが主演を務め、愛する娘を守るため武装集団に決死の戦いを挑む元海兵隊員の活躍を描いたアクション。シングルファーザーの元海兵隊員カイル・スノーデン。ある日、継父である偏屈な下院議員サム・ネルソンが経営するスーパーマーケットが武装集団に襲撃され、店内にいたカイルと娘エンジェルもサムや従業員と一緒に人質となってしまう。娘を守りながら、持ち前のスキルを駆使して武装集団に立ち向かうカイルだったが……。継父サム役にジョン・マルコビッチ。監督は「地獄のクリスマス・キャロル」のジョン・キーズ。ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2022」上映作品。
レッド・ブレイク評論(1)
継父であり白人のサム・ネルソンと黒人の元海兵隊員カイル・スノーデンの歪で変な家族構成を気にする間もなく、サム・ネルソン下院議員のボディガードが彼を守るために至近距離からマシンガンで胸を撃ち抜かれてしまう... テッキリお陀仏様と思っていると胸を打たれたのに肺から空気が漏れてしゃべることが出来ないと思っているとペラペラとスノーデンと会話はするし、そう思っていると次の瞬間もう死んでいる。 また武装集団に加勢したスーパーの店員のおっちゃんが電動三輪車に乗って襲ってくるときに油を掛けられて火だるまになったので、この人もテッキリお陀仏様と思っていると... ギョッ・ギョッ・ギョッ!復活して襲ってくるって、あんたらゾンビか!!! くっさー?
製作総指揮が増えれば増えるほど映画の質が悪くなる法則... この映画にも当てはまりマイクロバジェット映画といえて、最近エンタメサイトでドウェイン・ジョンソンとの仲を修復したと語っていたこの映画にご登場のタイリース・ギブソンやニューヨーク映画批評家協会賞 助演男優賞 受賞歴のあるジョン・マルコビッチは二人とも... そっくりさんです。たぶん? そう考えたい。
武装集団の団長さんが店を襲った理由の一つがポッチャリ型のおばさまに会いたいって... はあ~っ⁉ スレッドのグダグダ感で怒りが分散され、もう起こる気力がどこかに飛んでいきましたとさ。