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選ばなかったみち評論(2)
本作の主演の一人、ハビエル・バルデムが演じるメキシコ移民の作家レオも、若年性認知症を患い、かなり症状が進行している。一人ではもはや生活できず、娘のモリー(エル・ファニング)とヘルパーの助けがなければ生きることもままならない。周囲への反応が鈍く、ぼんやりしているように見えるレオはしかし、頭の中で、メキシコ時代に愛していた女性(サルマ・ハエック)との日々や、執筆に行き詰まりギリシャの海辺で過ごしたときを思い出し、後悔の念にとらわれている。
現在のレオの表情は乏しく、時折混乱したりおびえたりする様子を、認知症の身内がいる/いた人なら胸を締めつけられるような思いで見るはず。バルデムの演技は真に迫っており、回想シーンでの健常だった頃との対比も印象的だ。
人生の重要な分かれ道――家族のこと、パートナーとの関係、仕事のうえでの決断など――で、あの時に選ばなかった道をもし進んでいたらどうなっただろう、と折に触れふと考えてしまうことは、ご多分に漏れず私にもある。アルツハイマー型は遺伝するケースも多いと聞く。この先記憶が薄れていっても、後悔は消えずに残るのだとしたら……と鑑賞しながらやるせない気持ちになった。
Two roads diverged in a wood, and I, I took the one less traveled by,
And that has made all the difference.
オスカーを獲ったからっていい映画とは限らないし、素晴らしい役者とは限らない。このコメントを載せるのは有色人種としての敬愛かもしれない... たぶん意味不明かな?
それはさておき、この映画ハリー・ポッターでなくサリー・ポッターって名前... 笑ってしまう、失礼。
フラッシュバックと・モキュメンタリー風映画の垂れ流しのようなフィルムでしかも映画はただ暗いだけで何をしたいのかもわからない。とにかく悲惨な男を傷つけて楽しみたいらしい?
この映画にご出演の方々と製作者は、上っ面だけをお勉強されていて、認知症を患っている人に対しては決して彼らの言動に否定しては原則ならないのに... 書くだけ馬鹿らしくなる。
姉と違いエル・ファニングはいい役者さんと思っていたけど、所詮は姉妹、同じムジナなのか暗い映画に出たがるらしい!?
この映画は5分で終わる映画で監督のハリーポッターは認知症をイベントとして... 面白おかしく道化にしたいらしい。
認知のある方に対しての否定的な言葉の連続は... 地獄に落ちろ!!!!
言い過ぎではありません。