ベルギー出身の女性監督シャンタル・アケルマンが、マルセル・プルーストの長編小説「失われた時を求めて」の第5編「囚われの女」を、自由な発想と洗練された表現で映画化。シモンは祖母とメイド、恋人アリアーヌと一緒にパリの豪邸で暮らしている。彼はアリアーヌが美しい女性アンドレと愛し合っていると思い込み、嫉妬と妄想にとり憑かれていく。出演は「ドライ・クリーニング」のスタニスラス・メラール、「エディット・ピアフ
愛の讃歌」のシルビー・テステュー、「リード・マイ・リップス」のオリビア・ボナミー。「シャンタル・アケルマン映画祭」(2022年4月29日~5月12日、ヒューマントラストシネマ渋谷)上映作品。
囚われの女評論(1)
ヒューマントラスト渋谷、まさかの満席。GW効果とはいえ、今週観るものないもんなあという感じ。
とことん肌に合わないテイスト。フランス映画苦手な人からすると辛く、本当に恐ろしいくらい眠たくなる映画。クラシックBGM、怠惰な長回しシーン、極めて少ないセリフ、ふにゃふにゃしたフランス語、全てがミックスされて、昼飯後というのもあったのだが、5分も画面みてられない感じ。全力で寝させにくる映画。
映画館だったので寝ても暗闇が心地よく、疲れが取れてそこそこの満足感だった。別に寝ても大してストーリーないからなんの問題もない感じ。あー、まだうだうだやってんのかと安心してまた寝られる。
家で観てたらブチ切れて1/3もみてないだろうなという感じ。
寝た事で疲労は取れたので、体には良い映画かもしれないです。