ドラマ「愛の不時着」のキム・ソニョン、「オアシス」のムン・ソリ、「ベテラン」のチャン・ユンジュが三姉妹を演じ、第42回青龍映画祭をはじめとする韓国の主要映画祭で多数の女優賞を受賞した人間ドラマ。ソウルに暮らす三姉妹。花屋を営みながら元夫の借金を返済している長女ヒスクは、娘に疎まれながらも大丈夫なふりをして毎日をやり過ごしている。高級マンションで家族と暮らす次女ミヨンは、模範的な信徒として熱心に教会に通い、聖歌隊の指揮者も務めている。そんな彼女の完璧な日常が、次第にほころびを見せはじめる。劇作家の三女ミオクはスランプに陥って自暴自棄になり、酒浸りの日々を送っている。父の誕生日を祝うため久々に集まった三姉妹は、そこで幼少期の心の傷と向き合うことになり、それぞれもがき苦しみながらも希望を見いだしていく。
三姉妹評論(2)
数年に一度位、こんな作品に出会えるのよね。
身体の大部分が傷みの為に悲鳴をあげそうになる
心がぐちゃぐちゃになり、イライラするのだけど、嫌ではない。
何とも凄いな。。
ラスト最高だし。。
予告編観たときは、どうだろうね?と思っていた私。。ごめんよ😅
#ヒューマントラスト有楽町
銀座ではしご💓
「女三人寄れば姦(かしま)しい」なんて女性に対して昨今では蔑視ともとれることわざが...
映画の入り方としたら3姉妹の新しい関係性を描いた香港発の『花椒(ホアジャオ)の味』に出てくるライトな感じのコメディと思っていると映画の途中から長女ヒスクの女性にしか分からない、理解できない異常行動を目にするとこの映画の救いのない、悲しい女としての深刻な"性" をアイロニカルではなく冷徹さを含むシニカルに表現していることに気が付いてしまう。その事から人間関係のウザさから簡単に心が疲れて折れてしまう、あたしのような者が映画というよりも話自体の存在が一番避けなければならない代物かもしれない。
前半の個々の女性というよりは一人の”女”として描かれていたものが、徐々に3人の絆が3姉妹という言葉であり関係が見えてくる。その時自分が感動しているのかが再確認できるストリー展開の映像物へと変化していることが、いくら稚拙の者でも...