Firebird ファイアバード
プロット
イギリス・エストニア合作
02月09日 上映
復讐のワサビ
プロット
日本
02月09日 上映
英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2023/24 ロイヤル・バレエ「くるみ割り人形」
プロット
イギリス
02月16日 上映
ソウルメイト
プロット
韓国
02月23日 上映
悪魔がはらわたでいけにえで私
プロット
日本
02月23日 上映
ジャン=リュック・ゴダール 遺言 奇妙な戦争
プロット
フランス・スイス合作
02月23日 上映
本站關於電影海報,預告,影評,新聞,評論的綜合性電影網站,我們提供最新最好的的電影以及在線影評,業務合作亦或意見建議請電郵我們。(Copyright © 2017 - 2020 KKTM)。聯絡我們
ハーティー 森の神評論(2)
暴走牛VS1000人の狂人!! テンションMAXの牛追い、『マッドマックス 怒 りのデスロード』 とも『ワイルドスピード』の”徒歩版”とも呼ばれた『ジャッリカットゥ 牛の怒り』... サイトに載っていた宣伝文句として
『ジュラシ ック・パーク』のエッセンスを加えた圧倒的なテンション!」
「これはインド版『アンストッパブル』 だが、暴走するのは列車ではなくて牛だ!」
「アドレナリン溢れる社会派ドラマの渦。人間の残酷さ の狂乱が、やがて獣的な野蛮へと無慈悲に変容していく映画!」
ま~ぁ、こんな映画かなと見る前は思っていたけど本作ではどちらかというとテリトリーを奪われる象の方が被害者となっている。
『ジュラシック・ワールド』の最終章『ジュラシック・ワールド 新たなる支配者』の監督コリン・トレボロウは過去の二作よりもアニマトロニクス技術をより多く使用して効果的に取り組んでいると言ってたけど...
個人的には公開日も同じということで本作を勝手に象を主人公にした象版の『ジュラシック・ワールド』と位置付けてみると本家よりもアニマトロニクス技術を多く使っておりましたとさ? それとお金のある本家の『ジュラシック・ワールド』なのにスクリーン・プロセスとかプロジェクター合成なんて呼ばれる映像を投影したスクリーンの前で俳優が演技を行う前近代的な特撮技法を使うあたり、お粗末に見えても何故かこっちの方が、十戒のモーゼ風で鳥語を話すDr.ドリトルこと別名ターザンの"森の神"と象たちとのコントラストやコマ落としのスピード感のマッチングがバッチ・グーなんてね?古い言葉で失礼
発想は面白いけど土台無理な話で白けたCGが物語るように話のダレルあたりどうしよもなく、いつもの2時間越えのボリウッドに無理やり持っていこうとする意図が見え見えな冗長過ぎる映画で、ジャングルの緑が売りなのに景色を遮る高い塀で囲まれたリゾートへ行くインド人の美的感覚の無さや、ジャングルの奥地までそこまで行く道路のインフラの事を考えると... どうかしている。
そのことから本作に対して製作者側の真剣なアセスメントが皆無なのが分かってしまう。
この映画を配給しているのが、人の好みを考えない異色性だけに存在価値を見出しているのではないかと変に感じるアジア系を中心に映画を配給しているツインだけの事はあると言えるかもしれない... 失礼だけども最初の3分の1ぐらいはシナリオもすんなり頭に入って良かったけれども全体を通せば、あたしには合いませんでしたとさ。失礼しました。
クダラナイことですけど...
"私の友人" で始まる
…インドのモディ首相の追悼文の見出し記事で感じることは映画検閲の比較的厳しいナショナリストのナレンドラ・モディのインドが180の国と地域のジャーナリズムの状態を評価する世界報道自由度ランキングの2022年版では150位... そして極東の尻尾を失くしたエイプが住む国は鳩山政権の時は11位で高評価だったのが、外交で貢献したと言われている先ほど暗殺された方のおかげで66位となり現政権では悪化し現在71位にまで下落している... どうでもいいけど?
そんなインドの検閲の厳しさは復讐心に対してカタルシス全開に持っていくマンスローターに関してはユルユルって... 二度目のどうでもいいけど?
余談として
記録によるとタイでは100年前には、なんと10万頭もの象がいた ➡ 現在、野性の象が約 2,250頭、飼育の象が約2,400頭に減少
アジアゾウの数はインド全土の保護区で25,000頭以上暮らしている。
テレビでは”山の中の一軒家”がもてはやされているけどそこまですると道路を作ったり森の木を伐採したりしてこの映画の様に動物の住処を奪うこととなり... 映画としてよりも教訓として振り返る材料としては見て良かったのかもしれない。
スミトラナンダンは、森を先祖から守り続け、大統領からも一目おかれ、世間からも「森の神」として知られる。そんなちょっとした有名人。
スミトラナンダンを騙して、森をリゾート施設にしようと企む巨大企業との対決を描いた作品。
ゾウたちと心を通じ合わせて生活している、ターザンや原始人のように、野蛮で暴力的な人物かと思いきや、実は世界の環境に対しての取り組みについても学んでいて、「韓国がビルを潰して植物を植えている」といった、何で勉強しているのかわからない知識ももっているのだ。
スミトラナンダンに興味をもって取材をしてるジャーナリストの女性が登場することから、正にターザンとジェーン的なノリの恋愛パートでも用意されているのかと思いきや、恋愛要素は皆無。
その代わりに元々は巨大企業側に雇われていたゾウ使いの男に恋愛パートが用意されている。ゾウが大好きなふたりの男の物語というべきだろうか、心理描写に関しは、なかなかざっくりなシーンも多く、そこはあまり考えないで観るべきだろう。
アクション映画としての側面もあるが、隠蔽や暴力などの巨大企業の腐敗にメスを入れている社会派な一面もある。
実際問題として、デジタル化とグローバル化が後押しして、急激に発展を遂げる北インドだが、まだまだ森林地帯が多く、それこそ原始的なジャングルのような場所も多い。
国が発展することは良いことだが、果たして自然を壊して、動物たちの生態系まで影響を及ぼしてまで、するべきことなのだろうか…….。といった環境問題に対してのド直球メッセージも含まれているのだ。
今回が少し違っている点は、暴力でねじ伏せるようとすると上手くいかない、原始的な解決方法である暴力を行使することよりも、もっと平和的な解決方法を目指すべきだというメッセージを、いかにも暴力でねじ伏せそうな男が訴えているという点だ。