ケイコ 目を澄ませて劇情

「きみの鳥はうたえる」の三宅唱監督が「愛がなんだ」の岸井ゆきのを主演に迎え、耳が聞こえないボクサーの実話をもとに描いた人間ドラマ。元プロボクサー・小笠原恵子の自伝「負けないで!」を原案に、様々な感情の間で揺れ動きながらもひたむきに生きる主人公と、彼女に寄り添う人々の姿を丁寧に描き出す。生まれつきの聴覚障害で両耳とも聞こえないケイコは、再開発が進む下町の小さなボクシングジムで鍛錬を重ね、プロボクサーとしてリングに立ち続ける。嘘がつけず愛想笑いも苦手な彼女には悩みが尽きず、言葉にできない思いが心の中に溜まっていく。ジムの会長宛てに休会を願う手紙を綴るも、出すことができない。そんなある日、ケイコはジムが閉鎖されることを知る。主人公ケイコを見守るジムの会長を三浦友和が演じる。

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ケイコ 目を澄ませて評論(4)

Xhoinkmgpss
Xhoinkmgpss
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丁度鑑賞した日が舞台挨拶日だったので、上映後の生岸井ゆきのは、ほんとに顔が小さいこじんまりとした女性であった そんな今一番波に乗っているであろう女優の主演作であるが、原作は未読であり、ある程度のインフォメーションは発表されてはいるが、聴覚障害の方に配慮したミニマルで、シンプルな作品に仕上がっていた 劇伴がほぼ抑えられていて、逆に街の雑多な生活音が強調された効果の上に、手話の字幕を何種類か試すことでそれさえも演出として表現されているところが大変上手く感じた
そして件の女優の"負けず嫌い"が遺憾なく発揮された演技に舌を巻く ボクシング、聾者と何もかも初体験の役柄であったと思う 高速ミット打ちはアドリブであったという発表に驚きを禁じ得なかったし、それ以上に今迄のコメディエンヌ的路線からの脱却、、、というと大袈裟かも知れないが幅の広い役柄への挑戦が余すところ無く表現されていた 周りを固める俳優も素晴らしく、特に三浦友和の演技には舌を巻く
作品そのものは原作の一部をフューチャーした構成となっているとのことだが、反則をした対戦相手が普段の土手でばったり出会い、挨拶をされたとき、その全てのモヤモヤが氷解していく演技には心打たれる 相手も又自分と同じ人間であったと悟るのであった 弟の彼女との打ち解け、そしてなにより、クラブの会長との心の繋がり、そのカタルシスを、しかし過度な演出無しで質素に表現する今作品は、静かだけど心を揺さぶる作品であった
Hiorcgttrecr
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コロナ禍の閉塞感漂う世界で一歩踏み出すこと、何かしらの理由で壁にぶち当たって立ち止まった人々がまた走り出すまでを丁寧に描き紡ぐ日常。劇伴のない中で環境音だけが普段より大きく際立つ世界は、耳の聞こえない人を主人公に据えた他の作品の一般的な演出方法とは異なるアプローチで、観客の安易な"共感"=知ったつもりを拒む。そうやって断絶されながらも、同じなんだと知る。テンポ・リズムを刻んでは人生を踊り、駆け抜ける。
画が良くて、例えば河辺の橋の下、電車が上を通り過ぎる中で主人公ケイコがこちらに向かって歩いてくる夜のカットとか痺れた。そのカット関連で言うと、"点滅"という状態も印象に残った。母親が「もうボクシングやめたら?」と説得するときの踏切のカンカン音(だけ)、電車の通る河辺の橋の下、そして家の呼び鈴を告げる光…と順を追って、最初は光源が見えなかったものが見えて、最後は光だけが顔を照らすという(考え過ぎかもしれないけど)具合。
未来が見えなくて、語弊を恐れずに言ってしまえば息苦しい作品。でも…。分かっちゃいたけど、やっぱり岸井ゆきのが凄かった。本作を見る理由そのもの。そして三浦友和演じるコーチも良かった。監督の寄り添うような、だけど決して湿っぽくなりすぎない絶妙な距離感の中で、二人の体現するキャラクターの人生が最終的には確かに動いていた。これを見た僕らも、微かに射し込む光へと向かって走るんだ(病院、丘の上)!

P.S. 主人公の弟とその彼女のカップル、もしかして小松菜奈主演『ムーンライト・シャドウ』の氷魚の弟カップルと一緒?
Plgouirbcw
Plgouirbcw
立ち止まり、また踏み出そうとしてもなかなかその一歩を踏み出せない
好きで信じてやってきたことを続けるのも辞めるのも辛いし怖い
痛いほど気持ちが伝わってきた
岸井さん凄い
Geotelnsbw
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Filmarks試写会にて鑑賞。
"耳の聞こえない女性プロボクサー"というプロットから大仰な物語を想像するが,本作はあくまで事件性の無い日常を描くその圧倒的な情報量と迫力!
敢えて16mmフイルムで撮られた荒川の下町の景色は清貧で,際立った環境音は快い音楽のよう…
ケイコの等身大の不安、煩悶、焦燥、そして安らぎに自然と思いが寄せられる。
日常に勝る物語無し!
主人公の人物像からして、ともすれば"耳が聞こえないことによって生まれる苦悩と感動のドラマ"を想像してしまいますが、そこは独特の話運びと映像センスを持ち合わせた三宅監督らしく、劇的な出来事ではなく起伏の乏しい日常の積み重ねを、明光風靡な景色ではなく下町の何気ない片隅を、敢えてデジタルではなくしかも情報量の少ない16㎜フィルムで撮影した"日々の一回性"を大事にした稀有な作品に仕上がっています。
主人公の持つハンディキャップを強調はせず、本来であれば最大の盛り上げ場でカタルシスとなるべきボクシングの試合もあくまで日常と対等かそれ以下ぐらいの比重で語られております。
作品内容とは対照的に作品が観る者に投げ掛けるメッセージはアンチドラマツルギーとも言える挑戦的なものとなっており、"面白さ"の前提条件を根底から覆すような作りです。

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