性の悦びに目覚めた女性の奔放な性の遍歴を描き、本国フランスのみならず日本でも一世を風靡した官能映画「エマニエル夫人」の続編。香港に赴任した夫ジャンのもとへ向かうことになったエマニエルは、船の中で新たな官能と巡り合う。香港では夫ジャンに抱かれながらも、自宅に滞在するパイロットのクリストファーとの妄想を膨らませる。ある日、若い女性アンナ・マリアと出会ったエマニエルは、彼女に肉欲的な愛の快楽を手ほどきしていく。前作に続いてシルビア・クリステルが主人公エマニエルを体当たりで熱演。「地獄に堕ちた勇者ども」のウンベルト・オルシーニが夫ジャンを演じた。2023年12月29日より、デジタルリマスター版をリバイバル公開。
続エマニエル夫人評論(2)
ポルノ映画の根本を変革した歴史的名作の第2弾。
舞台をバンコクから香港に移し、序章では受け手で戸惑いが強かったエマニエルが、性に目覚め、ルームメイトのパイロットや夫の友人の娘etc.若者達に対して、常に積極的に快楽へと導いているのが衝撃的であった。
特に夫妻と友人の娘が訪れたジャカルタにて、ケチャの余韻が響く中、3人で夜のベッドに溶け込む場面は、欲望の爆発が美しく昇天し、観る者を圧倒させる。
世界的ヒットに勢いづいたシルビア・クリスタルの色気が一層、香しく、脂が乗っており、3部作の中で最高傑作と評しても過言ではなかろうか。
最後に短歌を一首
『海渡る 色香に噎(む)せる 蝶の舞 針に花びら 翡翠の重なり』
by全竜
舞台をバンコクから香港に移し、序章では受け手で戸惑いが強かったエマニエルが、性に目覚め、ルームメイトのパイロットや夫の友人の娘etc.若者達に積極的に快楽へと導いているのが今作最大の見応え
特に夫妻と友人の娘が訪れたジャカルタにて、ケチャの余韻が響く中、3人で夜のベッドに溶け込む場面は、欲望の爆発が美しく昇天し、観る者を圧倒させる
世界的ヒットに勢いづいたシルビア・クリスタルの色気が一層、香しく、脂が乗っており、3部作の中で最高傑作と評しても過言ではなかろうか
【スッポンポンデータ分析】
《全編》
87分
《お楽しみ時間/下着etc.も含む》
約29分
《お楽しみ時間所有率》
33.3%
《プロポーション》
★★★★★
《芸術度》
★★★★★
《物語性》
★★★★☆
《エンターテイメント性》
★★★★★
《興奮度》
★★★★★
《オススメ度》
★★★★★
総合★29
最後に短歌を一首
『海渡る 色香に噎(む)せる 蝶の舞 針に花びら 翡翠の重なり』
by全竜