晴れ、ときどき殺人
プロット
日本
05月26日 1984 上映
くもりときどきミートボール
プロット
アメリカ
09月19日 2009 上映
ときめき
プロット
日本
06月30日 1973 上映
世界はときどき美しい
プロット
日本
03月31日 2007 上映
ときめきメモリアル
プロット
日本
08月09日 1997 上映
ときめきサイエンス
プロット
アメリカ
07月12日 1986 上映
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私ときどきレッサーパンダ評論(20)
女の子たちが欲望に忠実なのが良い。新しい世代の主人公たちは、好きなアイドルグループを追いかけることにためらいはないし、自分たちの「好き」も性癖も隠さない。同級生男子のふくらはぎに萌えるさりげない台詞がすごく良い。
主人公の壁となるのは母親だ。母親は自らの欲望を抑圧されてきた存在だ。コンサートなんて行ったこともないという。人間は欲望する生き物だ。抑圧された欲望はマグマのように溜まり、ついには巨大レッサーパンダとして表象される。対して、主人公はレッサーパンダを封印せずに上手く付き合っていこうとする。レッサーパンダは身体変化の象徴であると同時に、暴力性や欲望の象徴にもなっていると思う。そういうものがあることを否定して抑圧してもいいことはない。むしろ、自分の欲望を認めてコントロールしていくことの方がずっと大切だ。
ぶりっ子みたいなポーズを取ったり、目が$になったり、冷や汗を強調してみたり、随所に日本アニメ的なディテールも見られる。フォトリアル一辺倒ではない3DCGアニメーションもよかった。
感情をめちゃめちゃに揺さぶられる。アジア系(移民女性)の自己抑制の話ではあるが、それは実は人種性別世代関係ない普遍的なテーマでもあるという視点が呈示されているのがよかった。(13歳だとみんなライブ行かせてもらえないんだねえ。)『EEAAO』と重ねて考えると面白い。
表現方法がユニークで、この作品を観れたことが良かったなと思いました。
…とのことで、すでにいくつかのレビューがありましたが、私もつい先日2月13日に映画館で観ました。日本では来月15日映画館上映が決まりましたね。
チャイニーズ・カナディアン女性が監督さんということで、日頃中国系の方々にお世話になっている身として、めちゃくちゃありがちな光景にいちいち感激しておりました。
レビューでは主人公の見た目に厳しめなコメントが散見されましたが、私には女子中学生なんてみんな可愛いから、オン眉、丸メガネ、上向いた鼻、下ぶくれでも、こんなに明るくて面白いとむしろモテるだろうなと思えるくらい可愛かったです。渡辺直美さんってめっちゃ可愛いじゃないですか。不二家のペコちゃんみたいでしたしね。とにかく、表情がクルクル変わるメイメイちゃんだけじゃなく、3人の親友たちも可愛いし、面白かったです。
…というわけで、最近は整形が割と市民権を得つつありますが、あんまり過度なルッキズムに偏ってほしくないなぁと、日本の若い子たちを心配してます。カナダ人なんて、普段はノーメイクだし、カッコも気にしないし、女子なんかみんなカーゴパンツ履いてますよwww
絵はさすが、ディズニー・ピクサー、肌の質感も滑らかで、手をつなぐシーンのアップなんか、実写みたいに自然でした。興奮してレッドパンダになる時も可愛いし、面白いし、ちょっと可哀想だしで、観客も盛り上がりました。
ストーリーは今時の典型的なJC推し活ですが、ちゃんと自分たちでしっかりお金儲けして偉い!と思っちゃいました。まぁ、レッドパンダ頼みではありましたがw、レッドパンダになれたからこそ、一族の絆に気づけて、最終的にはちゃんと自立できてよかったねっていうハッピーエンドです。
この作品を観た少し前に中国の新年春節を迎え、昔お世話になったホストファミリーにパーティーに招待されました。中国人の家族の絆、子供の教育にとてもお金をかけているのが普通なので、作品のバックグラウンドもとても理解できますし、中国系の母親が口うるさいのは割とあるあるです。
だから、ウチの母がかなり放任で、反抗期の娘を適度に放っておいてくれたこと、どれだけの忍耐力が必要だったんだろうと思い、改めて感謝しました。今も遠いカナダで好き勝手にやらせてもらっていて、改めて自分の親不孝を痛感した次第です😭…。