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恐竜が教えてくれたこと評論(14)
84分という映画としては短いなかで、話の展開が早いわけでもないのにとても濃く、良い意味でお腹いっぱいになる映画です。
タイトルにある恐竜は、「地球上の最後の恐竜は自分が最後って分かっていたのかな?」という主人公の疑問からのもので、恐竜が出てくるわけではありません。
子どもの頃、僕も主人公のように死んだらどうなるんだろう、とか考えて勝手に悲しくなってました。そんなことを一度は考えたことのある人は主人公に共感できるかもしれません。
主人公が出会う女の子テスが可愛らしい。少し破天荒な感じですが、思春期だし納得できる理由もあるし、フランス映画によく出てくるような高慢な女性とは違い、感情移入もできます。
ラストは一体どうなるの?と不安でしたが、予想以上に良いオチでした。ひと夏の恋なのか、今後も続く恋なのかは分かりませんが、人と人は短い時間でも思い出を共有することに意味があると教えてくれます。
誰もが幸せになるような素敵な映画を、是非この機会に劇場でご覧ください。
サム役とテス役の子役2人はともに愛らしくキュートで、状況は大きく違えど「ジョジョ・ラビット」の主人公ジョジョとユダヤ人少女の関係性と似ている。初めて恋を知る10歳前から10代前半の頃は、少し年上の女子に振り回される男子に淡い恋心が芽生えるという流れが自然なのかも。
ロケ地になったオランダの小さな島はおとぎ話のように美しく、2人を取り巻く大人たちも個性はそれぞれあれど一様に優しい。シンプルではあるが、心が温まり癒される一本。
そして、主人公が過ごしたSummer vacationは驚くほど濃く、長く、彼の今後の人生に深く影響を与えたに違いない。
11歳って思春期に入るか入らないかの微妙なライン、女の子との甘酸っぱい恋、人生ってなんだろうと考えたり、自分を確立しようとする時期で、そんな彼が過ごした7日間は宝石のようにキラキラしていた。
個人的にこの作品の一番大事な部分はヒレおじいさんとの対話のシーン。この言葉を聞き、思わず涙が流れた。
映像美、詩的な言葉、音楽、映画は総合芸術。だからやめられない。
一週間のはじめから、帰るまでの毎日がとても丁寧に描かれていて、死とか、家族とか、友情とか、孤独とか、愛とか…テーマは盛りださんだけれども、少年の目を通して、きちんと描かれていています。
何より好感が持てたのが、この少年がいろんな人との出会いを繋げていくところ。
子どものピュアな気持ちは、人を素直にさせるのかな。
邦題、残念(笑)
サムとテスの思い出とか(陳腐だね)ほかになかったかな。
孤島に一人とか、地球脱出とかじゃなくて、最後の恐竜に思いを馳せるあたり、ニクイなあ〜と思いました。
人を思いやるセリフが、ホンワカした気持ちにさせてくれます。