クエンティン・タランティーノ監督作「ジャッキー・ブラウン」で主演を務めた伝説のカリスマ女優パム・グリアが、1973年に主演したバイオレンスアクション。看護師のコフィーは麻薬中毒になった妹の仇を討つべく麻薬組織に立ち向かうことを決意し、まずは地元のドラッグディーラーを射殺する。その一方で友人の警察官カーターに麻薬の取り締まり強化を訴えるが、警察の麻薬捜査は一向に進まず苛立ちを募らせていく。高級娼婦に扮して麻薬組織に潜入したコフィーは、大物ドラッグディーラーのキング・ジョージや元締めであるイタリアンマフィアのビトローニに接近し、復讐の機会をうかがうが……。
コフィー評論(2)
・ジャッキーブラウンのパムグリアが主演という事で観た。パムグリアが主体的に行動した事が様々な勘違いを生んで麻薬組織や汚職警官らを一掃していくシナリオがとても面白かった。時代なのかトップレスの女性が多々現れたのも魅力的だったけど、シナリオの面白さがあってこそと思った。
・随所に表出する黒人差別的な言動、11歳で麻薬漬けの現実があったと思われるけど、それが切なくなった。
・始まってから車内から映す夜景のOPが良かった。
ヌードが度々あるが、美しい彫刻を見ているようでした。
男達が都合よく女性をあつかうシーンは不快でした。