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ビギナーズ評論(3)
本作では脱がないが「リーサル・ウェポン2」では潔いヒロイン、顔はフケた50年代風なルックスの主人公、無駄遣いが目立つデヴィッド・ボウイが滑稽で。
ジュノー・テンプルのお父さん、ピストルズやPUNKのドキュメントで十分、モッズやロッカーズ、ましてやスキンズも存在しない代わりのテッズが人種差別の代表キャラとして、燃え盛るピアノから「火の玉ロック」が流れ"ジェリー・リー・ルイス"は黒人嫌いじゃないから。
音楽に強い筈の監督が長編映画を撮ったら「ウェスト・サイド物語」と「ストリート・オブ・ファイヤー」をゴチャ混ぜに、全然イケてない作品を作り上げてしまった。
基本は青春ラブストーリーだが、差別の問題を強烈に打ち出しているのは、さすがイギリスかな。
英国人スピリット(聴く音楽はアメリカンロックンロール)が極右のホワイトディフェンス、ユニオンムーブメント(反ユダヤ主義)と結びついてしまい
黒人に嫌がらせをしてしまう(ニガーハント)
そしてノッティングヒルの暴動へ
これに映画で描かれたように再開発計画も絡んだのだろうか?
広告業界の大物(実は投資家だった)にデヴィッド・ボウイ
コレクションで踊りまくるコリンの彼女(パッツィ・ケンジット)が甘く可愛い女の子だった
ちょっとバルドー風か
シャーデーも魅力的
それなりに面白かったが、評判は悪かったらしい
テディボーイやコリンの家族は かなりアホに描かれていて生粋の英国人にはやっぱり不快かも
失業率とか住宅不足も考えると こんな風に単純化はやはりできない