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ビバ!マリア プロット フランス・イタリア合作 04月22日 1966 上映
ゴダールのマリア プロット フランス 03月01日 1986 上映
マリアの泉 プロット デンマーク 05月06日 1992 上映
マリアの受難 プロット ドイツ 03月24日 2007 上映
マリアの胃袋 プロット 日本 07月21日 1990 上映
マリアの恋人 プロット アメリカ 12月14日 1985 上映
マリア評論(1)
特に信心深いわけではないんですが(汗)
あの「クジラの島の少女」のK・C‐ヒューズの
マリアを観てみたかったもので…^^;
なんでも実際に17歳で母親になったという彼女。
父親は19歳ですって。うわ、マリアを地でいってる!?
たださすがに演技力はぴか一です。
若くして、よく知らない男の元へ嫁ぐことになる彼女。
ある日、森でいきなり「受胎告知」を受けます。
ホントにいきなり!です。天使はイケメンだったなぁ^m^
まぁその前に。。S・アグダシュルーも妊娠するんで(汗)
新旧入り乱れて、冒頭からすごい展開なんですけどね^^;
(しかし、長々と難しい名前が多いなぁ、この作品)
キリスト誕生までの話なので、彼が誕生して終わります。
物語は、そこまでの旅路が延々と続くのです。
先ほどのよく知らない婚約者・ヨセフとの困難を越える旅。
でもこのヨセフあってこそ、マリアは出産をむかえられた…
観終えてから本当にそう思いましたね。
手すら握ったことない妻が、突然懐妊しちゃうんですから!
その驚きと落胆と怒り…は神など超えていたと思われます。
でも、彼自身も「お告げ」を夢見たことで、これは真実だ!
ということに納得をし、そこからは夫唱婦随の二人三脚。。。
この愛あってこその出産だったのだ、と分かります。
う~ん…。
ただこれが、映画としてどうなのか。時代背景も忠実らしく、
登場人物も確かに素晴らしいのですが、何しろ「神」です。
ヨセフの気持ちになれるかどうか、共感ラインの境界線が
こういう作品にはつきものなんじゃないかな。
彼らの演技はとても瑞々しいですが、神々しくはないため^^;
サラッと観られるように作られているな~と感じました。
(クジラの次はキリスト。彼女は現代の女神かもしれない^^;)