スウェーデンの巨匠イングマール・ベルイマンが「鏡の中にある如く」「冬の光」に続いて撮りあげた「神の沈黙」3部作の第3作。翻訳家の女性エステルは、奔放な妹アナやその息子ヨハンと旅行に出かける。しかし帰りの列車内でエステルの病気が悪化してしまい、3人は見知らぬ町で途中下車することに。言葉が通じず字も読めないその街で孤独に過ごすエステルと、行きずりの男性と関係を持つアナ。コミュニケーションが取れない世界で、姉妹の距離は徐々に遠のいていく。日本では1964年に初公開。2018年の「ベルイマン生誕100年映画祭」(18年7月~、YEBISU GARDEN CINEMAほか)でリバイバル上映。
沈黙評論(2)
なんとなく、ホテルのシーンがシャイニング(キューブリック監督の)ぽいなとは思いましたが。
そのあと、町山智浩さんの「映画ムダ話」
の解説を聞いて・・・。
なるほど、すごい!!
当時のスウェーデンの情勢、
ベルイマン監督の生い立ちも含めて、
深いなあと思いました。
僕のように不完全燃焼の方は、
ぜひ、町山さんの解説(有料ですけど)も
聞くのをオススメします。
他にも町山さんのベルイマン作品の解説がありますが、初めは何も聞かず、先入観なしに映画を見て、それから解説を見るのが個人的にはベターだと思います。
誤解が解けたり、謎が解けたとき、
そこでまた喜びがあったりしますので。