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記憶の扉 プロット フランス・イタリア合作 01月01日 1900 上映
キプールの記憶 プロット イスラエル・フランス・イタリア合作 12月22日 2001 上映
血の記憶 プロット イタリア 11月10日 2001 上映
バオバブの記憶 プロット 日本 03月14日 2009 上映
記憶の技法 プロット 日本 11月27日 2020 上映
色彩の記憶 プロット 日本 02月07日 2009 上映
灰の記憶評論(2)
仲間の死体を焼く作業。残酷な上、彼等自身の良心の呵責が生まれる。それに耐え、4ヶ月だけ延命するなら自ら死を選ぶというのが普通であろう。しかし、戦争末期。ロシア軍が侵攻してくるという噂もあった。ナチに何とか一矢を報いるというのも頷ける。
ただし、ストーリーはナチ将校と医師との会話が中心で、暴動を起こす描写もごくわずか。今までホロコーストの映画・TVは数多く見ているだけあって、目新しいものはない。ガス室から生き残った少女のエピソードも添え物に過ぎない感があった。しかし、最後のテロップによって、生き残ったユダヤ人の苦悩がよく伝わってきました。
生き長らえた人々を描いた映画。
特権とは、人体実験やらのとりわけ過酷な作業を手伝う代わりに
ガス室送りを先延ばしされることをいう。
実験シーンや残虐な死刑シーンを見せつけるようなカルト映画ではなく、
特権を持つ人々の葛藤や良心の呵責が中心に描かれ、それらを通して
収容所の惨状、ナチスの暴虐ぶりやそれへの反抗を描いている。
実在する手記がもとでもあり歴史の勉強にはなるが、
いまいち面白く観られなかったのは、
役者がそれなりなせいか演出やらが悪いのか。
観て二日しか経っていない時点で、主人公の顔すらもう思い出せない。