主頁
最新上映
即將上映
電影資料庫
電視資料庫
新聞資訊
線上影院
中文 (繁體)
中文 (香港)
한국어
日本語
En (MY)
ภาษาไทย
Việt Nam
En (SG)
Español (España)
Bahasa Indonesia
登入
登入
主頁
最新上映
即將上映
電影資料庫
電視資料庫
新聞資訊
線上影院
オアシス 線上看
オアシス
7.4
/10
共18評論
オアシス
類型
プロット
時長
133分
語言
韓国語
地區
韓国
演員
ソル・ギョング
ムン・ソリ
アン・ネサン
チュ・グィジョン
リュ・スンワン
編劇
イ・チャンドン
上映
03月15日 2019
你想看這部電影?
想看
不想看
50%
想看,共 146
評論
|
分享
オアシス劇情
「ペパーミント・キャンディー」のイ・チャンドン監督が、社会に適応できない青年と脳性麻痺の女性の愛の行方を描き、第59回ベネチア国際映画祭で監督賞などを受賞した恋愛ドラマ。ひき逃げ死亡事故で服役し刑務所から出たばかりの青年ジョンドゥは、家族の元へ戻るが迷惑がられてしまう。ある日、被害者家族のアパートを訪れた彼は、寂しげな部屋にひとり取り残された被害者の娘コンジュと出会う。重度の脳性麻痺を持つ彼女は、部屋の中で空想の世界に生きていた。互いに惹かれ合い、純粋な愛を育んでいくジョンドゥとコンジュだったが……。「ペパーミント・キャンディー」でも共演したソル・ギョングとムン・ソリがジョンドゥとコンジュをそれぞれ演じた。2019年3月、イ・チャンドン監督の「バーニング
劇場版」公開にあわせて、HDデジタルリマスター版が日本初公開。
オアシス演員
ソル・ギョング
ムン・ソリ
アン・ネサン
チュ・グィジョン
リュ・スンワン
オアシス劇照
オアシス 相關電影
エリック・クラプトン ライヴ・イン・サンディエゴ 伝説の一夜
プロット イギリス
03月29日 上映
ラブリセット 30日後、離婚します
プロット 韓国
03月29日 上映
デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章
プロット 日本
03月22日 上映
リトル・エッラ
プロット スウェーデン・ノルウェー合作
04月05日 上映
クラユカバ
プロット 日本
04月12日 上映
コットンテール
プロット イギリス・日本合作
03月01日 上映
水平線
プロット 日本
03月01日 上映
かづゑ的
プロット 日本
03月02日 上映
ノルマル17歳。 わたしたちはADHD
プロット 日本
04月05日 上映
リンダはチキンがたべたい!
プロット フランス
04月12日 上映
ブリックレイヤー
プロット アメリカ・ブルガリア・ギリシャ合作
03月22日 上映
アイアンクロー
プロット アメリカ
04月05日 上映
オアシス評論(20)
Ogikhmsnpsx
3 years ago
とにかく凄いから見てほしいという感じのレビューが多いな〜と思って見たらまさにその通りだった。
見ている間は全く涙出なかったのに、見終わってから急に、過ぎ去った過去の思い出とか夢がフラッシュバックしたような気持ちになって、ぐわっと目頭が熱くなって胸がギュウッとする。
すごい。ただ、人間2人の物語だった。
あらすじを要約することも、ハッピーエンドだとかバッドエンドだとか結末を安易に言い表すことも、何の意味もなさないような気がしてくる。
男はとても心優しいが、たまに乱暴で愚か。
女は障害がありコミュニケーションに難があるが、チャーミング。
序盤わりとすぐにどうしても許せない出来事があって、見るのをやめてしまおうかと思ったけど、ちゃんと最後まで見て良かった。2時間あっという間。許せなかった出来事も、しっかり回収された。
部屋を舞う塵に光が射したときのような美しさと優しさに、満ちていたと思う。
タイトルを表象していると思われる一連のシークエンス、完成度の高さに参る。
EtmircnAaype
3 years ago
ネタバレ! クリックして本文を読む
主人公のジョンドゥはペパーミントキャンディーの主人公と中の人が同じです。
中の人(ソルギョングさん)、凄いです。このふり幅…いやーびっくりしました。
ヒロインのコンジュちゃんも、ペパーミントキャンディーのユンスニムさんと中の人が同じです。こちらの中の人(ムンソリさん)も、凄い…すごかったです。
役者の確かな力量を感じる作品でした。
映画の内容は、人の世はクソゲーなんですねという悲しい話でした。
私はコンジュちゃん以外の登場人物を受け入れることができませんでした。
ジョンドゥは、現在(2019年)であれば自閉症か発達障害かの診断がつく感じに見えます。wikiによる解説では社会不適合者と書かれていますが、自己責任でダメな人というよりは、明らかに特別な支援が必要な人に見えます。
なので、言動への一定の同情(のようなもの)は感じます。
が、
コンジュちゃんに性的暴行をしたでしょう。兄夫婦に踏み込まれた時ではなく、まだ仲良くなる前に性的暴行をしたでしょう。あれが許せないのですよ。
その後の交流がいくらほほえましくっても、私は受け入れられない。
ですのでジョンドゥに対して、平らかな気持ちでは見られなかったです。
ジョンドゥ兄(と弟)とコンジュ兄夫婦は、もっと許せないです。死んでもらいたいです。
コンジュ兄夫婦は、きれいな障害者向け住宅に、障害者であるコンジュを連れて行かず夫婦だけで暮らしているくそヤローどもです。
査察の時だけコンジュを連れてきて、あとはボロアパートに閉じ込め、
隣のあんまりちゃんとしてなさそうな夫婦に世話を任せてさ(月額20万ウォンって安すぎね?)。なんだあれ。
そして、コンジュちゃんがジョンドゥと同意の上でセックスをしてたときに
兄夫婦が訪ねてきてしまってレイプと勘違いしてジョンドゥは逮捕されますが、金払えば許しますよってジョンドゥの兄弟にゆってましたなあ。
ゲスだゲス!六道の外へ行ってしまえ!この上更に妹を金づるにする気か!この(お好みの罵り語をどうぞ)!!!!!!
という感じで、頭の血管が切れそうでした。
ジョンドゥ兄(と弟)は、ジョンドゥがこういう人だから、いろいろ大変なんかな。それにしたって冷たいし、だいたい出所後に迎えにもいかず、新しい住所も教えてあげてなくって、冬服も差し入れしてあげへんって、冷たいよな母を含め、なんて思ってたら。思ってたら!!!
なんと冒頭の出所の原因は、兄の!兄の!!兄の!!!
起こした事故の替え玉としてジョンドゥが逮捕されて、服役していた時の出所だったということがわかるんですねー。ぶったまげました。
ジョンドゥから替え玉を申し出たとのことですが、それにしたって。
自分の過失致死を代わりに背負ってもらって、この感じですか?
あー理解できん。兄きっもいわー。弟もきっもいわー。
とこちらも反吐がでそうでした。
よってコンジュちゃんの美しさのみを心の支えに見続けたわけですが、
なんとコンジュちゃんは前述の通り、性的暴行を加えてきたジョンドゥと何でか仲良くなり、恋人同士になるんですね。そして、ジョンドゥと同意の上でセックスをした(なんならコンジュちゃんが誘った)現場に、兄夫婦が突然やってきたんですね(誕生日だった?)。
初めてと思われるセックスにもそれなりにビビっていただろうし、その最中に他人に踏み込まれるし、恋人は犯罪者扱いされるし、でもびっくりしすぎてコンジュちゃんは何も言えないし、だれも誰もだ・れ・も、二人が合意の上で、お互いにしたくてしていた可能性を考えてくれないし…
コンジュちゃんは渾身の力でひきつけ?発作?暴れた?何かわからないけどかなり異様な勢いで咆哮します。
もうなんか、こんな世界には生きていたくないと私は絶望しました。
ラストは、警察署から逃げたジョンドゥが、コンジュちゃんの家の外の木の枝を切って、コンジュちゃんの部屋のタペストリー(オアシスと書かれている)に、怖い枝の影が映らない様に必死に枝を切り、部屋にいるコンジュちゃんはそれにこたえるよう、ラジオの音量を最大にして泣くというものでした。
コンジュちゃんは脳性麻痺で、完全に寝たきりではなく、自力で多少動けるし、話も調子が良ければ不明瞭ながら何とかできる、喜怒哀楽や知性はどうやら年齢にふさわしいくらいちゃんと育っている。ように私には見えました。
なので、兄夫婦のことどう思てたんかなとか、隣の夫婦のセックスの音を聞かされるのどう思てたんかなとか、最初のジョンドゥは怖かっただろうなとか、いろいろ思いました。
あと、脳性麻痺なしバージョンのコンジュちゃんを自分で想像しているシーンが幾つかあって、その想像が楽し気で、幸福感に満ちていて、現実世界のクソゲーさと非常にギャップがあって、より悲しみを強く感じました。
コンジュちゃんが映画の結末の後、どうやったら現実世界で楽し気に、幸福感に満ちた生活をできるだろうかと考えたけど、彼女の環境では、どうにも思いつかなくって、苦しいです。彼女が受けるべき公正さをどうすれば実現できるのでしょうか。
そして、この物語をどのように受け止めたらいいのかわからないです。
悪い作品だとは思いません。グロテスクなまでの強い個性が、世界や社会への疑問を薄れさせないという意味では、素晴らしい作品だと思います。
だけど、明日に希望を見出したいと常に願うわたしにとっては、その意欲が粉々に砕かれなかなか立ち上がれない感じで、再び見ようとはおそらく思わない作品でした。
Shgsimnxokp
3 years ago
安らげる所がある。わかりあえる人がいる。
他の人には意味がなかったり、わからない行動も理由がある。
誰一人としてカッコいい人は出てこないのに、魅せられる映画だった。
Kmopghssxni
3 years ago
言うまでもなくソル・ギョングはさすがだが、
この映画に関してはそれ以上にムン・ソリの存在感がすごい!
ムン・ソリなしにはこの映画は成り立たないだろう。
こんな演技ができる女優が日本にいるか?
それ以前に、日本で脳性麻痺の女性をテーマに
映画をつくるなんてできるか?
このテーマを企画しても、その段階でボツだろう。
18年も前の映画だが、久しぶりに感動した。
Ceitsgenran
3 years ago
韓国映画ファンですが、内容を知らず、評価の星の数の多さでチョイス。観賞後、また一つ良質な映画、それも韓国映画に出会えて感動しました。
主人公の2人の演技力はもちろんのこと、演出、ストーリー展開。どれもこれも、流石の一言。
脳性麻痺の女性コンジュを演じたムン・ソリさん。
こんな演技ができる女優さんは世界中探してもなかなかいてませんね。彼女がだんだんとただの障がいをもった人間ではなく、生きることを楽しみ、自分の感情に素直になり、恋をする様は見ているこちらに希望を持たせます。最初の関わり方はハッキリ言って最悪ですが、徐々に心を許し、2人だけの世界が幸せなものになっていく。脳性麻痺ではない自分になって歌を歌い、踊る姿。幻想であっても幸せな2人の空気に心鷲掴みにされました。
ジョンドゥ役のソル・ギョングさんも素晴らしい。
前科者であるがために、家族からも警察からも社会からも蔑ろにされる。一つの罪は実際には自分ではないにしろ、その事を根に持ったりしない、純粋な青年を演じきり、最後はもうただただ愛する人を想うだけの将軍というより王子様でしたね。
ロミオとジュリエットのようだと他の方のレビューにありましたが、まさにそれですね、、2人だけが知っている、2人の愛だけが全てであることの幸せ。
本当に良い作品に出会えました。
決して明るくはないけれど、ラストシーンのコンジュの姿が、心を明るくしてくれるひだまりのようでした。
«
1
2
3
4
»
登陸後便可評論,期待你的發言...
喜歡並分享心得
寫下評論
編寫評價
相關文章&新聞
另一個阿龍《極道主夫》津田健次郎獻聲日劇版旁白改編自韓國小說家 KONOKOUSUKE 同名漫畫書《
《鬼滅之刃 無限列車篇》IMAX定檔11月,臺灣地區電影票房十日破億《鬼滅之刃 劇場版 無限列車篇》
德韓混血兒男演員參演《富江》真人版情景喜劇主人公
影評人/《親愛的房客》超越血緣關係的友情
金城武戀愛靚過楊采妮? 53歲林葉亭封超級美魔女擁過億身家
【公義聯盟】編劇版官方中文名稱確認 傳「小丑」謝拉力圖要出席補拍
【造口人】林耀聲再演男同志 壓抑到激減10磅:每天晚上喺張床度喊
男人內戰即將開打?布萊德彼特媽傳恨裘莉毀掉弟弟人生
噓要嗑影片/「胡桃鉗與奇幻四國」迪士尼再度翻轉經典
2018歐美演藝圈最暴紅幸運兒 就是他們!!
相關電影
オアシス スーパーソニック
プロット イギリス
12月24日 2016 上映
オアシス ネブワース1996
プロット イギリス
09月23日 2021 上映
最新上映
破墓 Exhuma
機動戰士高達 SEED FREEDOM 機動戰士高達 SEED
從今以後 All Shall Be Well
挑戰者 Challengers
特技狂人 THE FALL GUY
熊出歿 Imaginary
美帝崩裂 Civil War
四月,她將到來。 April come she will
鐵人狗狗 Arthur the King
銀河寫手 Galaxy Writer
九龍城寨.圍城 Twilight of the Warrior
血滴姬 Abigail
プロット電影
2019
韓国
ソル・ギョング
ムン・ソリ
アン・ネサン
チュ・グィジョン
リュ・スンワン
オアシス
オアシス電影
オアシス線上看
オアシス線上看
オアシス評論(20)
見ている間は全く涙出なかったのに、見終わってから急に、過ぎ去った過去の思い出とか夢がフラッシュバックしたような気持ちになって、ぐわっと目頭が熱くなって胸がギュウッとする。
すごい。ただ、人間2人の物語だった。
あらすじを要約することも、ハッピーエンドだとかバッドエンドだとか結末を安易に言い表すことも、何の意味もなさないような気がしてくる。
男はとても心優しいが、たまに乱暴で愚か。
女は障害がありコミュニケーションに難があるが、チャーミング。
序盤わりとすぐにどうしても許せない出来事があって、見るのをやめてしまおうかと思ったけど、ちゃんと最後まで見て良かった。2時間あっという間。許せなかった出来事も、しっかり回収された。
部屋を舞う塵に光が射したときのような美しさと優しさに、満ちていたと思う。
タイトルを表象していると思われる一連のシークエンス、完成度の高さに参る。
主人公のジョンドゥはペパーミントキャンディーの主人公と中の人が同じです。
中の人(ソルギョングさん)、凄いです。このふり幅…いやーびっくりしました。
ヒロインのコンジュちゃんも、ペパーミントキャンディーのユンスニムさんと中の人が同じです。こちらの中の人(ムンソリさん)も、凄い…すごかったです。
役者の確かな力量を感じる作品でした。
映画の内容は、人の世はクソゲーなんですねという悲しい話でした。
私はコンジュちゃん以外の登場人物を受け入れることができませんでした。
ジョンドゥは、現在(2019年)であれば自閉症か発達障害かの診断がつく感じに見えます。wikiによる解説では社会不適合者と書かれていますが、自己責任でダメな人というよりは、明らかに特別な支援が必要な人に見えます。
なので、言動への一定の同情(のようなもの)は感じます。
が、
コンジュちゃんに性的暴行をしたでしょう。兄夫婦に踏み込まれた時ではなく、まだ仲良くなる前に性的暴行をしたでしょう。あれが許せないのですよ。
その後の交流がいくらほほえましくっても、私は受け入れられない。
ですのでジョンドゥに対して、平らかな気持ちでは見られなかったです。
ジョンドゥ兄(と弟)とコンジュ兄夫婦は、もっと許せないです。死んでもらいたいです。
コンジュ兄夫婦は、きれいな障害者向け住宅に、障害者であるコンジュを連れて行かず夫婦だけで暮らしているくそヤローどもです。
査察の時だけコンジュを連れてきて、あとはボロアパートに閉じ込め、
隣のあんまりちゃんとしてなさそうな夫婦に世話を任せてさ(月額20万ウォンって安すぎね?)。なんだあれ。
そして、コンジュちゃんがジョンドゥと同意の上でセックスをしてたときに
兄夫婦が訪ねてきてしまってレイプと勘違いしてジョンドゥは逮捕されますが、金払えば許しますよってジョンドゥの兄弟にゆってましたなあ。
ゲスだゲス!六道の外へ行ってしまえ!この上更に妹を金づるにする気か!この(お好みの罵り語をどうぞ)!!!!!!
という感じで、頭の血管が切れそうでした。
ジョンドゥ兄(と弟)は、ジョンドゥがこういう人だから、いろいろ大変なんかな。それにしたって冷たいし、だいたい出所後に迎えにもいかず、新しい住所も教えてあげてなくって、冬服も差し入れしてあげへんって、冷たいよな母を含め、なんて思ってたら。思ってたら!!!
なんと冒頭の出所の原因は、兄の!兄の!!兄の!!!
起こした事故の替え玉としてジョンドゥが逮捕されて、服役していた時の出所だったということがわかるんですねー。ぶったまげました。
ジョンドゥから替え玉を申し出たとのことですが、それにしたって。
自分の過失致死を代わりに背負ってもらって、この感じですか?
あー理解できん。兄きっもいわー。弟もきっもいわー。
とこちらも反吐がでそうでした。
よってコンジュちゃんの美しさのみを心の支えに見続けたわけですが、
なんとコンジュちゃんは前述の通り、性的暴行を加えてきたジョンドゥと何でか仲良くなり、恋人同士になるんですね。そして、ジョンドゥと同意の上でセックスをした(なんならコンジュちゃんが誘った)現場に、兄夫婦が突然やってきたんですね(誕生日だった?)。
初めてと思われるセックスにもそれなりにビビっていただろうし、その最中に他人に踏み込まれるし、恋人は犯罪者扱いされるし、でもびっくりしすぎてコンジュちゃんは何も言えないし、だれも誰もだ・れ・も、二人が合意の上で、お互いにしたくてしていた可能性を考えてくれないし…
コンジュちゃんは渾身の力でひきつけ?発作?暴れた?何かわからないけどかなり異様な勢いで咆哮します。
もうなんか、こんな世界には生きていたくないと私は絶望しました。
ラストは、警察署から逃げたジョンドゥが、コンジュちゃんの家の外の木の枝を切って、コンジュちゃんの部屋のタペストリー(オアシスと書かれている)に、怖い枝の影が映らない様に必死に枝を切り、部屋にいるコンジュちゃんはそれにこたえるよう、ラジオの音量を最大にして泣くというものでした。
コンジュちゃんは脳性麻痺で、完全に寝たきりではなく、自力で多少動けるし、話も調子が良ければ不明瞭ながら何とかできる、喜怒哀楽や知性はどうやら年齢にふさわしいくらいちゃんと育っている。ように私には見えました。
なので、兄夫婦のことどう思てたんかなとか、隣の夫婦のセックスの音を聞かされるのどう思てたんかなとか、最初のジョンドゥは怖かっただろうなとか、いろいろ思いました。
あと、脳性麻痺なしバージョンのコンジュちゃんを自分で想像しているシーンが幾つかあって、その想像が楽し気で、幸福感に満ちていて、現実世界のクソゲーさと非常にギャップがあって、より悲しみを強く感じました。
コンジュちゃんが映画の結末の後、どうやったら現実世界で楽し気に、幸福感に満ちた生活をできるだろうかと考えたけど、彼女の環境では、どうにも思いつかなくって、苦しいです。彼女が受けるべき公正さをどうすれば実現できるのでしょうか。
そして、この物語をどのように受け止めたらいいのかわからないです。
悪い作品だとは思いません。グロテスクなまでの強い個性が、世界や社会への疑問を薄れさせないという意味では、素晴らしい作品だと思います。
だけど、明日に希望を見出したいと常に願うわたしにとっては、その意欲が粉々に砕かれなかなか立ち上がれない感じで、再び見ようとはおそらく思わない作品でした。
他の人には意味がなかったり、わからない行動も理由がある。
誰一人としてカッコいい人は出てこないのに、魅せられる映画だった。
この映画に関してはそれ以上にムン・ソリの存在感がすごい!
ムン・ソリなしにはこの映画は成り立たないだろう。
こんな演技ができる女優が日本にいるか?
それ以前に、日本で脳性麻痺の女性をテーマに
映画をつくるなんてできるか?
このテーマを企画しても、その段階でボツだろう。
18年も前の映画だが、久しぶりに感動した。
主人公の2人の演技力はもちろんのこと、演出、ストーリー展開。どれもこれも、流石の一言。
脳性麻痺の女性コンジュを演じたムン・ソリさん。
こんな演技ができる女優さんは世界中探してもなかなかいてませんね。彼女がだんだんとただの障がいをもった人間ではなく、生きることを楽しみ、自分の感情に素直になり、恋をする様は見ているこちらに希望を持たせます。最初の関わり方はハッキリ言って最悪ですが、徐々に心を許し、2人だけの世界が幸せなものになっていく。脳性麻痺ではない自分になって歌を歌い、踊る姿。幻想であっても幸せな2人の空気に心鷲掴みにされました。
ジョンドゥ役のソル・ギョングさんも素晴らしい。
前科者であるがために、家族からも警察からも社会からも蔑ろにされる。一つの罪は実際には自分ではないにしろ、その事を根に持ったりしない、純粋な青年を演じきり、最後はもうただただ愛する人を想うだけの将軍というより王子様でしたね。
ロミオとジュリエットのようだと他の方のレビューにありましたが、まさにそれですね、、2人だけが知っている、2人の愛だけが全てであることの幸せ。
本当に良い作品に出会えました。
決して明るくはないけれど、ラストシーンのコンジュの姿が、心を明るくしてくれるひだまりのようでした。