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ICHIGEKI 一撃評論(5)
今度の役は突然連絡不能になった文通相手の少女を訪ねる男。ただの変態ロリコンやん。
人身売買組織から少女を救うのだが、他の子はそっちのけ。やはり美少女目当てか(笑)
話が分かりにくく、アクションも少ない。クライマックスの剣の闘いも今ひとつ。役にも立たない女刑事は綺麗だ。
もっと悪党をギッタバッタとなぎ倒してこそのセガールなのに、残念。
何の支援もなく外国に行って、そこでいきなり味方を得たり誰が敵かがわかったりして捜査が進む物語は安直。あとはセガールが敵をなぎ倒していくといういつもの展開で、今回は最後に大きなお屋敷を背景にして銃を捨てて剣術で華麗にかたをつけるというのは、美しさもあるが現実感はない。そこでセガールが選ぶのが日本刀らしいものなのは日本人としては嬉しいところ。
悪党でロリコンだが純なところもある悪党マット・シュルツが印象的。彼とセガールのサーベル対決が見物。
子供の前だからと言って銃を置いて剣で戦うなんて・・・ちょと不自然。
セールスポイントであるアクションシーンではスロー多発で爽快感は皆無。
ストーリーも緊張感はなく惹きこまれない、総合的に残念な作品。