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アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!評論(12)
マーク・ウォールバーグとウィル・フェレル主演だけど、序盤''のみ''サミュエル・L・ジャクソンとドウェイン・ジョンソンが主人公。
2人の呆気ない死から主人公が入れ替わる
評判低いけどウィル・フェレル映るだけで笑える私的には笑いどころが多くて面白かった。
最後のシーンのマーク・ウォールバーグ好き
アカデミー賞でのウィル・フェレル、ジョン・C・ライリー、ジャック・ブラックのコントで、ウィル・フェレルは当時共演したことなかったマーク・ウォールバーグに対してI don't want to mess with you. You're actually kinda badass.(あなたとは戦いたくない。実際ちょっとワルだからね)って言ってた動画を見てからこの映画見たから余計に面白かった。
(正直、カナリ前なので内容は全く覚えてない(笑))!
デスクワークに甘んじる?ウィル・フェレル演じるアレンと、マーク・ウォールバーグ演じるテリーの掛け合いが笑いを誘う。
けど、そこまで爆笑出来る訳でもなく…
バカ過ぎる2人を眺めるだけかなと。
同僚の刑事もウンコみたいな奴だし、“ゴミ”と“クズ”が張り合ってるみたいな(笑)…そんな感じ(笑)。
ってか、序盤で出て来たサミュエル・L・ジャクソンとドウェイン・ジョンソンが一番の笑いどころかも。
何故かH★O★Tな美女にモテモテのアレン(てか、彼女達)を理解出来ないテリー(笑)。そりゃそうだろう(笑)!私も理解不能だよ(笑)!
コメディでありながら、スタントは大掛かりで、その辺のアクション映画を蹴散らしてしまうほどの勢いだ。
刑事の仕事と私生活を大真面目に描いているのだが、台詞とギャグがぶっ飛んでいて、その落差を楽しむ映画だ。
この落差を生んだのは言うまでもなく、ウィル・フェレルとマーク・ウォールバーグの主演コンビ。
フェレルはドタバタせず、じっとデスクワークを楽しむ刑事で、これが逆作用で笑いを誘う。本物のアクションスターのウォールバーグがアクションに走らないように制御するかのような役回りだ。
対するウォールバーグは、前半はアクション封印、相棒のカミさんに横恋慕するなど端々にツッコミを入れ、くすくす笑いを取る。
フェレルが真面目な刑事を演じれば演じるほど可笑しく、ウォルバーグがアツくなればなるほど空回りするさまが笑える構図だ。
二人の間に入るフェレルの妻役エヴァ・メンデスが破廉恥な台詞の連発で、これまた笑える。
復活してきたアメリカの自動車産業。プリウスやスバルに毒づき、ボディを弾丸で穴ポコだらけにしてみせたものの、カーアクションの花形になるだけのポテンシャルを発揮させる。映画市場となる日米双方にいい顔したか? なんて勘ぐると、これもまたギャグなのだと納得。
悪役と事件の背景はしょぼいが、溜まったものを吐き出すような後半のアクションは面白い。
冒頭のサミュエル・L・ジャクソンとドウェイン・ジョンソンによるあり得ないアクションにも注目。
パブでのご乱行をパノラマ処理した静止画が3Dのように立体的で、大きなスクリーンで観たなら、もっと楽しかったことだろう。