コレクターズ ソウルに眠る宝刀を盗み出せ劇情
「建築学概論」のイ・ジェフンと「SEOBOK ソボク」のチョ・ウジンが共演し、伝説のお宝を盗み出すため集まったスペシャリストたちの奮闘を痛快に描いたクライムエンタテインメント。天才盗掘師のカン・ドングは、ある盗みをきっかけに古美術家でエリートキュレーターのユン室長に目をつけられる。彼女のボスの命令により、ドングは「韓国のインディアナ・ジョーンズ」と自称する古墳壁画盗掘専門家のジョーンズ博士とタッグを組み、高句麗の古墳壁画を盗むことに成功。ユン室長の信頼を得たドングは、韓国のど真ん中・宣陵に眠る「李成桂の刀」を盗む危険な取引を提案する。「のむコレ'21」（2021年10月22日～／東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋）上映作品。
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コレクターズ ソウルに眠る宝刀を盗み出せ評論(1)
Trash is a treasure.
盗掘だからジョーンズ博士って、直球のオマージュぶりには参ったけれどもそのジョーンズ博士を演じていたのが、何か月前かに鑑賞する機会のあった近未来Sci-Fi映画『ソボク』で永遠の命をもつクローンのソボクを執拗に追いかける情報局のアン部長を演じたいたチョ・ウジンという俳優さんなんだけど、この人結構シリアスな映画やコミカルなものなど幅の広いバイプレイヤーの方で役のしっくり感で演じていけど何回も言うけど．．． Dr. Jones って？それも出で立ちが中途半端に似ているようで似てないところが、この人の持ち味なのかもしれない。それと同じくして、哲仁王后 (テレビドラマ)のラブコメからこの人もシリアスな『潔白』では母親を助ける弁護士役など幅の広い活躍をされている女優さんと言えて、彼女は化粧で七変化できるらしい。でもどの役者さんよりもシャベルマンこと穴掘りの専門家を演じていたイム・ウォニという人には、その変態ぶりと無駄なロン毛には映画に良い味付けになっていて、そのほかの方たちもコメディには欠かせない個性的な役者さんを揃えていたが？
(Korean cultural heritage flows abroad)
Se-hee: This cultural heritage is also known as the Okura Collection.
During the Japanese Occupation Period, Okura Takenosuke
Japan, there was a robbery or illegal grave collection. After
Okura's defeat in Japan, the Korean cultural heritage will be
gathered soon sent secretly. There are more than a thousand
pieces known so far, most of them are in the Tokyo Museum.
The representatives are gold and bronze engraved crown hat
as seen here.
Student: Is there no way to restore this cultural heritage?
Se-hee: To restore this cultural heritage in 1965, an official request
was made, but so far the government and Japanese
museums refuse all these requests.
そのシン・ヘソン演じるユン室長が"韓国の文化遺産の海外流出" というテーマでTED式講演のワンシーンで日本人が簡単に言えば、盗難とは全然意味の違う不法に財産を奪う意味の "robbery" つまり強盗を使い、ただし、英語字幕であるにしても日本がかつての植民地時代や豊臣秀吉の朝鮮出兵での略奪行為を取り上げたい気持ちや韓国の方々がそのように決めつけて常識化しているのも分からないではないけどコメディとしたらあまり気持ちの良いものでもなく10年ほど前の日本の仏像が盗難にあったことを思い出もしてまう。そんなの知らないというなら、どうでもいいけど．．． その後2018年の韓国中部の大田高裁控訴審で裁判長は私案として、「（本物の）像は日本に返し、仏教文化の（韓国側の）優位性を知らせるのはどうか」と指摘。「千年も１万年もたてば新しい仏像も意味を持ち、韓日に双子の像があることになる」と述べている。複製品の制作は韓国政府に求めたと韓国としたら粋な仲介案だったけど映画に出てくる盗まれた像が「銅造観世音菩薩坐像」とどことなく似てるし．．． コロンビア大学のビジネススクールの教授で日本にも来たことがあるシーナ・アイエンガー教授が選択の意味を説明し、また提唱し、人々が自分たちの生活に責任を持ち、「そこにあるより大きな力によって決定された運命に頼らない」と著書で語ったように映画の質そのものを落とす一方的な考えには興ざめもしてしまう。
この映画のとんでもない結末の"それってあり？" なんて思わせるシーンや彼の父親の復讐劇も織り交ぜた最後の解説付きフラッシュバックの小気味の良い描き方はよかったけれども．．．
「のむコレ'21」の作品を11本見た中では今のところこの映画『コレクターズ ソウルに眠る宝刀を盗み出せ』が映画の題名からの最初からジッピーな展開を勝手だけど期待をしてたのに1時間ぐらいはぱっとしない映画のスレッドの流れや物理的に多少無理があったり、『インディ・ジョーンズ』フランチャイズのように強力なライバル関係のナチスや考古学者がいない非力な面もあったけれど、かなり楽しめたのも正直なところと言える。